【雨ソング】雨に浸れる邦楽オススメ曲14選を音楽マニアが紹介!

雨が降っている曲ってたくさんありますよね!雨を吹き飛ばすような曲もあれば、雨に浸れるような曲もあります!あなたはどっちの梅雨ソングを選びますか?明るい→しっとり→明るい…と交互にご紹介します!
スポンサーリンク

The Songbards – 雨に唄えば

音楽の楽しさを再確認させてくれる神戸のバンド The Songbardsです!ストンと耳に入ってくる気持ちのいい語感。読み上げて心地よい歌詞って最高ですよね。雨の中で物思いにふける男の話であり、曲調ほど歌詞が明るくないのも好きです。そこに歌われている思考の淀みについて、注目してみると彼らの奥行きのある世界観に触れられるでしょう。

GOOD ON THE REEL – 2月のセプテンバー

「2月のセプテンバー」なのに雨が降っている1曲。イントロから心を掴まれます。3:00~の畳みかける様なCメロは映像が頭に浮かんできます。エモーショナルな楽曲を得意とするGOOD ON THE REELの中期の名曲。ギターにディレイがかかっていると雨が思い浮かぶのは普遍的な感覚なのか、それともこの曲があったからなのか…。

東京事変 – 群青日和

テカテカの椎名林檎とやばい音のギターソロが特徴的な一曲。実は12月の歌ですが、大雨が降っている東京の街を歌っています。悲しい感情を雨に落とし込むのは、平安時代から続けられてきた感性ですね。しかし青色が印象的な歌で、ここまでパワフルな曲って珍しい気もします。

くるり- ばらの花

大発明ともいうべきイントロのリフ!これほどまでに雨降りを表現できたイントロは他にないんじゃないでしょうか。邦楽の歴史に残るスタートの切り方だと思います。雨降りの日、君に会えない感傷を例えるのに、あなたはどんな花を思い浮かべますか?その答えがこの曲なのかなと思います。

倉橋ヨエコ – 今日も雨

倉橋ヨエコは明るいことばかりじゃない現実を、その底から支えてくれるシンガーソングライターです。明るい諦めとでも言うべき達観は僕らの胸に染みこんでいきます。外は雨が降っている。待ち人は来ない。でも外へ飛び出していかないといけない。感情を表現することにかけて、ピアノって素晴らしい楽器だなと、しみじみと感じる曲です。

スポンサーリンク

シナリオアート – ホワイトレインコートマン

童話のような世界観と、ドラムボーカルが特徴的な3ピースバンド。ホワイトレインコートマンというヒーローが君を救うために、色々と邁進するが、結果として「救えない」というところがこの曲の骨子なのかなと思います。多くの曲ではギターやピアノが雨を表現しているような気がするのですが、この曲はイントロのドラムが雨を表しているような感じがして面白いです。2014年リリースの曲ですが、男女ボーカルの掛け合いは2022年現在、流行の最中にあり、注目のバンドです。

ペトロールズ – 雨

東京事変のギタリストだったり、星野源「恋」でリードギターを弾いていたり、色々なところで見かける長岡亮介のバンド。3ピースバンドは曲の中の骨子となる要素だけが、ミニマルに組み合わされている感じがします。特にペトロールズは個々の技量が高いため、そういったミニマルな要素が先鋭化され、心地よいグルーヴへと昇華されています

フジファブリック – 浮雲

志村正彦のいた頃のフジファブリック。彼にしかできない歌の表現。雨の中へ消えていく誰か…不思議な情景の中に浮かび上がるのは、孤独な決意です。どこかヘミングウェイ的な、ハードボイルドな世界観が通底し、多くを語りません。

GOMES THE HITMAN – 雨の夜と月の光

シティポップ的なノリの中で、楽しい雨の情景が歌われます。特に最後の1分間が最高!1999年発売の曲とは思えないくらい今の邦楽のノリと通ずる部分があると思いませんか?ジャケットも含め大好きな楽曲です!93年結成のバンドなので、かなりのベテランでして、もっと注目されるべきだと思っています。

RADWIMPS – 雨音子

言わずと知れたRADWIMPSの名曲。この時期のRADで一番美しい曲だと思っています。複数のギターが組み合わされた透明なギターフレーズは、雨の情景を想起させます。思い浮かぶのは雨に濡れた古びた駅の情景。雨と主人公の感情がリンクしていきます。悲しいという言葉を使わずに哀しみを表現しているところも雨ソングらしいですね

NUMBER GIRL – センチメンタル過剰

邦ロック界の青春、NUMBER GIRLの雨ソングです。特にこの1枚目のアルバムは青春感強めなので、雨が降っていると聴いてしまいますね。雨の中で思案に暮れるのは「雨に唄えば」と共通していますが、ラストに表れる夕日の美しさよ!必聴です!

ゲスの極み乙女。- ハツミ

Vo.川谷絵音は雨ソングを書くのが得意なのか、いくつか楽曲をリリースしています。ピアノ主体で透明感のある「ハツミ」は、心地よいグルーヴが雨の情景を想起させます。音の数が多いのに不思議と透き通っていて、彼らの高い作曲・編曲能力を感じることが出来ます

RCサクセション – 雨上がりの夜空に

元気な雨ソングといえばやはりこの曲!今の僕たちがこの頃のバイク乗りの感覚を分かるはずないのに…なんでこんなにエモーショナルなんでしょう。忌野清志郎は唯一の無二の声が最高ですよね。特にイントロの梅津和時のうなるようなサックスが豪雨を表しているようで、胸が昂ります。

indigo la End – 雨の魔法

しっとり雨ソングの中でも特に心に染み入る楽曲「雨の魔法」は、川谷絵音のもう一つのバンド・indigo la Endの楽曲です。バンド名にindigoと入っているように、青色が印象的なバンドのため、雨ソングを多くリリースしています。ベースが柔らかい毛布みたいな音で素敵で、雨降りの夜には一人で聴きたくなります。

おわりに

雨ソングをたくさん紹介してきました!雨がテーマの曲って、みんな雨に自分の感情を託している気がします。情景に自分の感情を託すという文学性が織り込まれた楽曲が多いからか、雨ソングは名曲ぞろいです。今回紹介しきれなかった雨ソングもたくさんあります。ぜひ皆さんも下部のコメント欄に、好きな雨ソングを書いて行ってくださいね。それでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました