Twitterで「#うたつなぎ」という企画が流行っている件

Twitterで多くのシンガーソングライター・ミュージシャンが「#うたつなぎ」というハッシュタグをつけて動画を公開している。どういった企画なのだろうか。
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#うたつなぎ

話題の高校生シンガーソングライター崎山蒼志

今巷の歌うたい達の間で流行しているのが「#うたつなぎ」という企画。誰かからバトンをもらったら、一節歌って次のミュージシャンを指名する。それがずっと繋がっていく。紅白歌手や名プロデューサーまで巻き込んで、非常に大きな動きとなってきた。

どんな人たちが参加しているのだろうか、何人かご紹介させていただきたい。

高野 寛

YMOの面々との共作や忌野清志郎を始めとした多くのミュージシャンのサポート等、プロデューサー/ミュージシャンとして邦楽を発展させてきた高野寛。自身の代表曲である「ベステンダンク」を披露している。ドイツ語で「ありがとう」を意味する「ベステンダンク」を、やさしい声で歌い上げる姿は、コロナウイルス流行の今だからこそ力をもらえる。少しずつ感謝を。

奇妙礼太郎

数多くのCMソングへの歌の提供で、お茶の間の声になっている奇妙礼太郎。感情に染み入るようなハイトーンの声が歌うのは、お茶に着想を得た一節。千利休に勇気をもらうような、そんな一服。

突然少年

平成最後のロックバンドと謳われ、2019年にフジロックのステージに躍り出た突然少年のヴォーカル・大武茜一郎が奇妙礼太郎からのバトンを、冒頭の崎山蒼志へ渡している。静かなギターと感情を爆発させる声が持つ、青臭い美しさ。これがロックだ。

中 村 中

奇妙礼太郎にバトンを渡したのは、シンガーソングライター中 村 中(なかむらあたる)。 この「一杯の焼酎」という曲、本当に今の時世を歌っているようで。ぜひ聴き流さずに正面から、じっくりと聴いてみてほしい。

さて中 村 中にバトンを渡した「ハッシュタグの付け方もわからない人」とは?

竹原ピストル

いかにもTwitterを使わなさそうなシンガーソングライター・竹原ピストル。TwitterIDが初期設定なのもイメージ通り。紅白にいつものTシャツ姿で出演したことは記憶に新しい。いつも通りじゃ絶対にない日常の中で、それでも微笑みをくれる竹原ピストル。

彼は中 村 中だけでなく、aveにもバトンを渡していた。

ave

福島のシンガーソングライター・ave。情感に満ちた力強い歌声が素晴らしい。福島とそこに住まう人々への想いを歌った1曲は、きっとどこに住む人にも置き換えられる。そしてこのバトンは…

二丁拳銃 小堀

地上波にも出演する芸人・2丁拳銃 小堀。彼が父親として、そしてシンガーソングライターとしての姿を発信している。家の中で撮っている感が良い。さていったんこのルートから離れてみよう。

オーイシマサヨシ

アニソン界のギター激ウマシンガーソングライター・オーイシマサヨシ。アニメ『けものフレンズ』のOP曲で知られる彼も、「#うたつなぎ」に参加している。さわやかな声も彼らしい。

Hump Back 林 萌々子

2018年にメジャーデビューした大阪発の3ピース・ガールズバンド、Hump Backのヴォーカル林萌々子も、「#うたつなぎ」に参加している。こういった外出自粛期間に出来た新曲を聴けるのも、ファンとしては嬉しい。

go!go!vanillas

今の邦ロックを担っているバンドの一つ、go!go!vanillas。ヴォーカル・牧達弥とギター・柳沢進太郎が企画に参加している。伝えたいメッセージは「音楽を止めるな」と。まさにコロナウイルスの危機にさらされる音楽と、音楽を愛する人々に向けられた曲で。この企画の輪郭をしっかりと形作っている。

#うたつなぎはどこから始まった?

実際にこのタグをたどってみると、当初は関西のバンドが多いことに気づく。それもそのはず、この一連の企画は関西の二つのロックバンドのボーカルから始まっていたのだ。

大阪のロックバンド・HEADLAMPのヴォーカルである平井一雅と、先日メジャーレーベルを脱しセルフマネジメントへの移行を発表したLOCAL CONNECTのヴォーカルISATOが発端だった。

品川庄司の庄司が投稿した「#ギャグつなぎ」が今も躍進を続ける中で、その音楽verとして投稿された「#うたつなぎ」。最初のツイートがこれだ。

この二つの歌からわずか1週間でこれだけ多くのミュージシャンへと繋がっていった。すでに100以上の動画が投稿されている。きっと誰もが、音楽のために何か行動を起こしたかったのだ。

おわりに

さて、これまでどのミュージシャンも一人で(もしくは複数の場所に分かれて)歌をつないできたことにお気づきだろうか。コロナウイルスの拡散防止のため、あくまで外出を自粛しながら、彼ら/彼女らは表現する。「#STAYHOME」という前提のもと、うちに居ながら音楽のために何が出来るのか。その答えは小さなつながりの連続なのかもしれない。この記事を最後まで読んでいただいたあなたには、ぜひTwitterで「#うたつなぎ」と検索してみてほしい。

x.com

今回紹介しきれなかった数多くの歌と、そして繋がりがあることが、見ていただければわかるだろう。音楽は止めてはいけない、文化は続いていかなければならない。それでは。

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