VOXhall閉店
【VOXhall 閉店】
この度4月末にて京都VOXhallは閉店します。
ただ、私たちスタッフはこの店をこのまま終わらせたくないので再出発します!
これからもどうぞよろしくお願いいたします!ひとまず、40年間VOXhall/十八番を愛してくれてありがとうございました。https://t.co/urywAYHZEO pic.twitter.com/Odv2n2Fgit
— VOXhall -40th Anniversary!!- (@voxhall_kyoto) April 17, 2020
京都で40年の歴史を誇るライブハウス、VOXhallが閉店した。コロナショックの影響でビルの閉鎖が決まったためだ。ライブハウスの自助努力だけではどうにもならないほど、ウイルスの影響が深刻になりつつある。またビジネスモデルの転換が叫ばれる昨今だが、生き残りをかけた変化に乗り出したライブハウスやクラブを悲劇が襲っている。
緊急事態宣言により、配信すらできない
本日 @metro_kyoto から無観客配信を予定していた、
ONE DJ ONE NIGHT
– DJ Masaki Tamura –諸事情により(察してください)メトロのから出来なくなってしまいました。
メトロのスタッフさんらと配信について話して整えてきて、闇の中少しでも希望が見えたかというところで、ツラいです。 pic.twitter.com/fKxEZRxwj6
— DoitJAZZ_jp (@DoitJAZZ_jp) April 17, 2020
京都メトロが配信機材を揃え、コロナ下でも無観客での営業を模索していた最中、緊急事態宣言の対象が7都市より全国に拡大。無観客の配信は「営業」にあたるとの国の見解が発表された。
ライブハウスが4/16から5/6までに無観客配信しても営業とみなされて協力金くれないらしい。苦肉の策で投資して機材揃えたのに酷い仕打ちだ。
— スガダイロー (@sugadairo) April 18, 2020
様々な方向から音楽業界にダメージを与え、文化が継承されてきた場所を奪いつつあるコロナウイルス。ライブハウスやクラブが続けていくために何か出来ることはないだろうか。
今回はライブハウスやクラブが実施している寄付やクラウドファンディングをご案内したい。
ライブハウス
村八分、ボ・ガンボス、くるり、あるいは中村佳穂…学生の街ゆえの非商業性が独自の音楽シーンを形成してきたと言われている京都。その文化の基盤となっているライブハウスについて。
京都GROWLY
【大切なお知らせ/拡散希望】
GROWLY8周年記念WEB企画!
京都バンドとのコラボT発売します!8周年月間に自主企画を組んでくれていた6組とコラボ!
入金締切 : 2020/4/20(月)17時
※完全受注生産、4/27(月)より順次発送予定借りた力は返します!
よろしくお願いします!https://t.co/fpUltuPoJc pic.twitter.com/iRuielGCjN— 京都GROWLY (@Kyoto_GROWLY) April 13, 2020
二条にある京都GROWLY。8周年を迎えるこのライブハウスでは、多くのミュージシャンが演奏してきました。上にある音楽スタジオ・アントニオにお世話になっている人も多いのでは。京都の繁華街から外れたところにありながらも、無くてはならない存在。サポートのための物販を行っている。
木屋町UrBANGUILD
新型コロナウイルス (COVID-19) の影響により、
当店も開催を予定されていたイベントの中止/延期が相次ぎ公庫の融資がおりなければUrBANGUILDは閉める事になりそうです。おりたとしても借金である事には代わりなく
この状況が続く限り(店としては既にロックダウンされた状態ですので・・)— 木屋町UrBANGUILD (@Ur_BANGUILD) April 2, 2020
もって半年なのではないかと
今、皆さんが苦しんでいる時に
クラウド・ファンディングもやりづらい・・
なので!!スタッフがマスク作って売ります!!
FOuR DANCERS vol100記念手ぬぐいで
(結構余ってた・・)作ったマスクです!!
よろしくおねがいします! pic.twitter.com/f2iwZZ611m— 木屋町UrBANGUILD (@Ur_BANGUILD) April 2, 2020
たくさんのおいしい料理やお酒もある空間。京都河原町周辺を舞台にしたサーキット型フェス「いつまでも世界は..」で会場になったり…日本では渋谷とここでしかやっていないモンゴルHIPHOPのドキュメンタリー映画の上映会をしたり…面白い試みをしておられる文化空間。
縁が深いシンガーソングライター・折坂悠太もこの件について言及している。
ここ↓です。https://t.co/FMO6mbAGPf
京都ではじめて足を踏み入れた箱です。表現活動において、多大な影響を受けています。なくしたくないです。 https://t.co/plT8KGHhJy— 折坂悠太|OrisakaYuta (@madon36) April 3, 2020
もちろん、アバンギルドだけではない。このままだと閉めざるを得ないときいた、世話になったお店がいくつかあって、戦慄しています。こうなるまで呑気でいた自分が嫌になる。
— 折坂悠太|OrisakaYuta (@madon36) April 3, 2020
そして支援の輪の広がりの成果として、上記のマスクの第一弾は完売したとのこと。詳細は下記。
UrBANGUILD web shophttps://t.co/h6onJ7xbs0 pic.twitter.com/CjwQAeh8wY
— 木屋町UrBANGUILD (@Ur_BANGUILD) April 6, 2020
本日もテイクアウト営業やってます
12:00~21:00新商品のライムリーフの香る「UrGキーマカレー」950円絶賛販売中です。
定番の野菜とお揚げとレンズ豆のベジタリアンカレー880円もございます
こちらは
12:00~14:00と18:00~20:30の時間帯のみの販売となります。お気を付け下さい。 pic.twitter.com/WXdfz9kATT— 木屋町UrBANGUILD (@Ur_BANGUILD) April 18, 2020
チャリティTシャツ(GATTACA, GROWLY, livehouse nano, KYOTO MUSE)
【SYLL第2弾サポートエリア 京都編】
下記の4店舗が追加となります。
GATTACA @kyoto_GATTACA
GROWLY @Kyoto_GROWLY
livehouse nano @mogura_nano
KYOTO MUSE @kyotomuse19時頃をメドにBASE店舗へ追加予定です。
またお知らせさせていただきますので、是非チェックのほど宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/DKOFluJhty— syll2020_smd (@syll2020_smd) April 1, 2020
💎💎💎#SYLL2020
【KYOTO LIVEHOUSE(GATTACA, GROWLY, livehouse nano, KYOTO MUSE)】https://t.co/F6cwveslUO #BASEec @syll2020_smdより
— 古都 (@kotodosu) April 2, 2020
GATTACA, GROWLY, livehouse nano, KYOTO MUSE。販売利益が4つのライブハウスに分配されるチャリティーTシャツの販売されている。上記サイトではそれ以外にも多くのライブハウスに分配されるチャリティーTシャツがラインナップされており、ロゴが小さく普段使いしやすいものも販売中。ぜひ一度ご覧ください。
磔磔
「God save us ライブハウス」
(タイトル&各デザイン:安齋肇氏/ソラミミスト・イラストレーター)4/2からの無期限営業自粛期間中の支出を少しでも補うため、ドネーショングッズを販売します。
大変な時ではありますが、余裕のある方はご協力いただけますと幸いです。続く→ pic.twitter.com/zNRbolASBg
— 磔磔(タクタク) (@kyoto_takutaku) April 15, 2020
2017年には築100年のイベントを行った老舗ライブハウス・磔磔。酒蔵を改装した空間には、忌野清志郎を始めとして、多くのミュージシャンの残してきたサインやイラストが提示されている。ライブハウスの多い河原町界隈でも独特の雰囲気を持ったお店。Tシャツやトートバック・ドリンクチケットの販売を行っている。詳細は上記Tweetもしくは、通販サイト・BASEにて。
【お知らせ】
4月2日から営業を自粛しておりましたが、お客様・出演者・スタッフの安全を考慮し、5月いっぱいも自粛することに致しました。
このままでは店の存続に関わる問題になってきましたので、クラウドファンディングをさせていただきます。詳細は後日になりますが、よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/msQQZYubUV
— 磔磔(タクタク) (@kyoto_takutaku) April 29, 2020
また磔磔も存続を賭けたクラウドファンディングを予定中。
拾得
拾得・生き残り作戦、奮闘中、その1。 ご協力お願いします。拡散も強く期待します。 pic.twitter.com/0RaC28ROP1
— 拾得 (@Kyoto_Jittoku) April 13, 2020
磔磔と共に日本最古のライブハウスと言われ、1973年より営業している拾得。築100年以上の酒蔵を活かした独特の空間は、独自の音楽を発信し続けてきた。支援のため、ドリンクチケットの先行販売を店頭にて実施中。
陰陽(ネガポジ)
このたび、京都西院のライブハウス ネガポジは新型コロナに立ち向かうべくクラウドファンディングCAMPFIREに挑戦いたします。
その名も『打倒コロナ!!!京都を代表する ライブハウス 【ネガポジ】店舗存続 プロジェクト』https://t.co/JPn7RmkBWM
皆様のご支援を心よりお待ちしております。 pic.twitter.com/NqpDthRGtl
— LIVE&SAKE 陰陽(ネガポジ) (@negaposi1) April 18, 2020
20年に及ぶ丸太町での営業後、西院に移転したライブハウス。あのお酒のおいしい空間がこのままでは存続の危機とのことです。素敵なデザインのTシャツやタオル等をCAMPFIREにてクラウドファンディング募集中。
都雅都雅
都雅都雅はコロナウイルスの影響で瀕死状態です。
都雅都雅で開催している素晴らしいLIVEの数々を絶やす事なく継続したい!
そんな想いでいっぱいです!どうか皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
都雅都雅 広瀬弘行https://t.co/P7rUFFXlIj— ライブハウス都雅都雅 (@h2labo) April 24, 2020
ライブハウス・都雅都雅でもTシャツや事前チケットをリターンとしたクラウドファンディングを実施中。クラウドファンディングページにはたくさんの応援メッセージが掲載されている。
クラブ
京都は日本最古のクラブであるメトロを筆頭に、独自のクラブカルチャーを築き上げてきた。その歴史の灯と、受け継がれてきた文化を絶やしてはならない。
京都METRO
【京都METROの存続支援のお願い】
京都メトロは現在営業を自粛しており、このままでは店舗存続が困難に陥り閉店の選択肢もよぎる状況を迎えております。大変恐縮ですがクラウドファンディングを実施させて頂く事になりました。何卒支援と拡散のご協力をお願い申し上げます。https://t.co/qY8s77sAI6
— 京都メトロ (@metro_kyoto) April 7, 2020
日本最古のクラブとして、神宮丸太町の駅に続く階段の途中にある京都メトロには国内外のスターが出演してきた。クラブと言いつつ、精力的にライブイベントも開催し、多くの音楽ジャンルにとって重要な拠点となってきた。そのブッキングの強さは、メトロの過去のライブ情報を見ていただければ一目瞭然だ。その歴史の灯をぜひともつないでいきたい。
上記クラウドファンディングではT-シャツだけでなく、1年間フリーパスで入場できるVIPカードもリターンとして用意されている。音楽好きなら絶対に元が取れる…!
「あまちゃんのテーマ」の作曲でも知られる大友良英氏のコメント
WORLD KYOTO
【お知らせ】
この度新型コロナウィルスの
影響を受けまして営業を
自粛しておりますが
それに伴い存続が困難に状況のため
クラウドファンディングを
実施することに致しました。大変心苦しいお願いでは
ありますがご支援と情報の拡散
のご協力、宜しくお願い致します。https://t.co/c9LUiIp0D5— WORLD KYOTO (@WORLD_Kyoto) April 7, 2020
2001年7月オープンのナイトクラブ”WORLD KYOTO”、(奇しくも)京都CLUB METROと同日、新型コロナウイルス感染拡大による苦境に立ち向かうためクラウドファンディング本日開始。@WORLD_Kyotohttps://t.co/1duIg3gIMI pic.twitter.com/Wd4Fr3mJVN
— CAMPFIREjp (@CAMPFIREjp) April 7, 2020
METROと同日にクラブ”WORLD KYOTO”もクラウドファンディングを発表中。今年で19年目を迎える老舗クラブで、これからも踊り続けたい人はぜひ。
West Herlem
West Harlem存続支援プロジェクト本日より開始させていただきます。
皆様も大変困難な時期にあるのは承知の上でございますが、何卒緊急のご支援を宜しくお願い致します。West Harlemhttps://t.co/9aoyJ5tfCZ pic.twitter.com/lMx6hjgoF0
— West Harlem (@ColorsCabaret) April 20, 2020
木屋町を四条通りから上ったところ、元立誠小学校近くにある、素晴らしいサウンドシステムを持ったクラブ。その極厚な低音に揺らされながら夜を明かした方も多いのではないか。この近年はクラブイベントだけでなくライブも積極的に行い、クラブやライブハウスの多い河原町界隈でも独特の存在感を示してきた。
存続のためにCAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。ドリンクチケットやオリジナルTシャツがリターンとして用意されている。
cafe la siesta
木屋町にあるゲームバー&カフェ。DJ マスター航太が営む店として、バーでありながら積極的に音楽イベントを開催してきた。ゲームを主体とした面白い内装の中での音楽イベントや、RPGに出てきそうなドリンクを飲みながら良い音楽を聴けるのはここだけ!ぜひ。
京都の音楽施設を支援できるアルバム
NABOWAとjizueが共同リモート制作したアルバム「Sketch」を本日急遽リリース👏
収益は、長年活動を支えてくれている地元のライブハウスやクラブに寄付されます!
各種サービスでストリーミング配信&ダウンロード販売中⚡️https://t.co/aUoOK67Mwf@nabowa@nabowa_member@jizue#NABOWA#jizue pic.twitter.com/bi8zTsALKl— bud music (@budmusic_kyoto) April 16, 2020
【RELEASE TODAY】
NABOWA & jizue | SketchBandcamp | https://t.co/SwI6aHBLaJ
Apple Music | https://t.co/Mwv7axGimg
Spotify | https://t.co/9UaT9hYv9n
各種配信 | https://t.co/FCHBf1UHKe@metro_kyoto @kyotomuse @kyoto_takutaku @mogura_nano @umeda_ShangriLa pic.twitter.com/VTJIDE4gMr— NABOWA (@nabowa) April 16, 2020
京都を代表するインストバンドであるNABOWAとjizueが、リモート政策したアルバム『Sketch』を4/16日にリリース。収益は京都の音楽施設の継続のために寄付されるとのこと。
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1人で更新しているブログのため、情報が洩れている可能性が高い。この他にも京都で支援を求めている音楽関連のお店があったら、ぜひご一報いただきたい。よろしくお願いいたします。
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