【超絶】ギターヒーロー達の教則動画が上手過ぎて参考にならない

2018年、超絶ギタリストたちからYouTubeでギターを学べる素晴らしい時代になった。しかし公開された数多くの動画の中には、全く参考にならないものが混じっていた!?
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教則動画とは


教則動画は様々なことを教えてくれる動画のこと。あらゆるジャンルの教則動画が無料でYouTube上にアップされている。なんとギターの正しい持ち方から教えてくれる動画まである。全てをフィーリングで済ませない、YouTube英才教育を受けられる時代だ。

そしてなんと、あのギターヒーローたちの動画で学ぶことも出来るのだ。映画『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットで若者に浸透しつつあるQUEENのギタリスト、ブライアン・メイ先生から、誰でも教えを乞うことが出来る。すごい時代になったのだ。

しかしここで問題が発生する。ギターヒーローたちは自分が初心者だった頃を思い出せないようで、参考にならない教則動画を挙げてしまうことがあるのだ。現代のディスコミュニケ―ションの象徴というべき動画たちを、これから見ていこう。

教える気が無いバケットヘッド

怖い。一時期はガンズ・アンド・ローゼズに所属していたほどの有名超絶ギタリストが、上手さ以外に何も伝わってこない動画を残している。寿司職人と同じだ。教えられるのではなく、見て盗め、そうすれば必ず力になる。しかし宇宙人のマスクはそんな解釈すらあざ笑うように、虚ろな瞳でこちらを見つめる。僕らはバケットヘッドの掌の上で踊らされているのだろうか?

痙攣しているミック・トムソン

スリップノットのギタリストとして、超絶的な高速リフを発表してきたミック・トムソン。バケットヘッドと同様に、マスクがお似合いのギタリストだ。通常どの教則本にも、高速ピッキングは脱力が要と書いてあるのだが、これは明らかに力が入りまくっているような。もしかすると筋肉と耐久力こそが正義なのでは?ミックが筋肉痛に耐えて練習しろと語った力技の教育は、ただの根性論なので何かを教えているとは言い難いが、大きな影響力を持つギタリストとして世界中にギターゴリラを生み出してきた。

奇想のギタリスト マティアス・”IA”・エクルンド

フリーク・キッチンのギタリストとして、ギターの型に囚われない自由な演奏を披露してきたマティアス。彼も数多くの教則動画をアップしているのだが、このクシでギターを弾くテクニックは彼以外に使えるのか。これなら確かにミックの高速ピッキングを100均で手に入れることが出来るが、じゃじゃ馬すぎて使いにくそうだ。

伝説となったマイケル・アンジェロ

世界で一番早いギタリストに選ばれたこともあるマイケル・アンジェロ。彼の教則動画は、ギタリストたちの語り草になっている…あまりにも役に立たな過ぎて。2:55~から繰り出される必殺技”アンジェロラッシュ”には簡単なパートをあえて難しく弾くという、教則動画にあるまじき自己主張が感じられる。早すぎてどこを押さえているのかイマイチわからない。彼の着ている服から、ギタリストには筋肉が必要なんだと感じさせられるだけだ。

おわりに

この動画はマイケル・アンジェロ先生が繰り出した、彼にしか出来ない曲芸演奏の動画だ。何故か左手と右手をクロスさせて弾く冒頭もさることながら、両側をタッピングすることで絶妙にフォームがダサくなる2:00~の展開や、なぞの技を繰り出す4:50~も見どころ。

このように教則動画はギタリストたちの自己表現の場だった。しかしそれは彼らの音楽性の一部でしかない。気になったギタリストがいたら、まずは教則動画ではなく曲を聴こう。どのギタリストの動画も、彼ら自身が歩んできた足跡、すなわち曲を前提に作られているからだ。一流のギタリストが、一流の教師足り得ないのはしょうがないとして、彼らからしか学べないことはたくさんあるだろう。

まだ俺が発見できていない面白い教則動画がある方は、下記コメント欄までお願いします。それでは。

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この記事を書いた人
sigefuzi

京都在住の20代。2017年に音楽ブログ『NIGHTCAP』開設。ブログの名前は Lúnasaの『Morning Nightcap(朝の寝酒)』から。映画レビューのブログhttps://cinegroove.net/を運営中。

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