【プレゼントに】ギターのカポ、デザインが面白い方向に進化していた

ギターの演奏を簡単にするカポ(カポタスト)について、「面白いデザイン」をキーワードに紹介していく。
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カポ(カポタスト)とは

カポ(カポタスト)とはギターの演奏の際に、演奏のキーを調整するために使われる器具だ。ギターのネックを縦に挟み込んで、全体の音を高くすることが出来る。ギターの弾き語りなどでは必須アイテムともいえるカポだが、楽器屋で通常見かけるものはあまりデザインが凝っていないものが多い。クリップ式やゴムバンド式など種類は多いのだが、デザインを求めるのであれば、やはりネットショップが強い印象がある。

いくつか面白いデザインのカポタストを紹介していきたい。

歯がいかつい!サメの形のカポ

まずは誰が見ても一目でわかる奇抜なデザインのカポを紹介したい。サメの形をしていて、挟む部分が歯になっており、まるでギターのネックにサメが食いついているかのようだ。まさかの3色展開でピンクゴールドのような色があるのも面白い。性能面としては、こういう形だと音がビビるのではないかと思われるかもしれないが、どちらかというとばねの力が強いので、その心配はあまりないかもしれない。ただ、挟むときにけっこう力がいるようなので、握力に自信のない方は別のものにしたほうがいいかも?

シャークカポは3色展開

ちなみに、イルカ型のドルフィンカポというのもあったりするのだが、なんか歯が邪悪で、これはイルカの皮を被ったサメなのでは??と思わなくもない。

金色で高級感のあるジャガー型のカポ

安くて使いやすいカポで有名なPhoenixから、攻めたデザインのカポタストが出ている。なんとジャガーをイメージした金色のカポで、なんとなく面白いだけでなく洒落ている感じだ。

ちなみにジャガーはこの方、チーターより力強く虎よりしなやか

なんとなく高評価のレビューが多いのも、さすがPhoenixというところだろうか。そもそも1000円を切ってくるのに、普通に使えるという激安カポで有名な会社さんなので、低価格高品質に売りがあるのだろう。ここまでデザイン凝ってたら4,000円ぐらいしそうな気がするんだけど、全然その辺のカポより安い。

Kyserの最強にカラフルなカポ

羊文学の塩塚モエカも使用

筆者が知る限りで最もカラフルなカポがこちら。Kyserの「タイダイ柄」カポタストだ。そもそもKyserのカポは、「革命」とまで言われた名器で、クイックチェンジ・カポと呼ばれるすぐにキーが変えられる形状が40年に渡って愛されてきた。片手で着脱が出来るのがすごい。主にカポを専門的に作っているメーカーだと思うと、かなりニッチなところに特化してやっているということが分かる。

伝説的ギタリストであるスティーヴィー・レイ・ヴォーンや、日本だとMr.Childrenの桜井なども使っているが、正直名前をあげきれないくらい多くの人に愛されているカポだったりする。個性的なデザインと、万人愛された機能性の両立を狙うなら、これがオススメだ

形も機構も独特!弦ごとに抑える箇所を決められるスパイダーカポ

 

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布袋寅泰のインスタより

これはカポタストの考え方を根底からひっくり返す商品だ!カポと言えば、2フレットに付けたら、全ての弦が2フレットの部分で抑えられてしまうのだが、このスパイダーカポなら、特定の弦だけ音程を上げることが出来る。デザイン的にもかなりいかついのだが、機能も非常に珍しい。

変則チューニングをする場合には、これがあるかどうかでかなり演奏の手間が変わってくるだろう。また作曲などをする際にも、こういうカポを付けてやると、思ってもいなかったフレーズや和音が出てきそうで、なかなか面白いのではないかと思う。

どうやって押さえてるの?着脱最強のG7TH PERFORMANCE 3

これもデザインが独特だ。というより、カポを触ったことがある人にとってはちょっと不思議に思える形をしている。このカポ、バネやネジがついていないのだ。一体どうやってネックを押さえるのだろう。実は筆者はこちらを長年愛用しているのだが、仕組みはよくわからない。このカポは、ネックを挟み込むように手でぎゅっと握るとなぜかしっかり装着されるのだ。不思議!

特に握力が必要でないので、着けやすく外しやすい。カポの着脱にかかるストレスがほぼない!最高!でもちょっと高い!そんなカポなのだ。レジェンドであるエリック・クラプトンや日本だと星野源、スピッツの草野マサムネを始めとした数多くのミュージシャンに愛されているカポだ。そう壊れるものでもないし、ずっとストレスフリーで使えると考えればコスパもいいかもしれない。デザインも恐竜の顔みたいで面白いし。オススメです。

合理的?チューナー付きカポ

逆転の発想。ヘッドにクリップチューナーとカポを別々につけるくらいなら、もう一緒につけてしまおうというアイデアだ。確かにヘッドに色々ついてたらダサいから、ありかもね。

レビューを見ているとこういうヘッドレスのギターだと便利らしいね。確かにクリップチューナーつけれないもんな。

おわりに

面白いカポ特集。書き始めた時は正直もっとあると思ってたが、意外とない。例えばギターのストラップ(ギターを立って弾く際につけるベルト)などは布や皮の製品なので、多種多様なデザインがあったりするのだが、カポはアルミやプラスチックなどとゴムを組み合わせた複雑な形状なので、デザインが多様化しにくいのだろうか。

しかし、宇宙に人工衛星を飛ばしてしまうような日本の町工場の技術力は素晴らしい。どこかの職人さんが、カポタストについても面白いデザインで何かを開発したら、ヒット商品が生まれるかも?実際、一つ目に紹介したシャークカポはSNSでかなり話題になっていたので、他の商品も出てきたらもっと盛り上がるだろうなと思う(素人意見ですが…)。

それでは。

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