- 唾奇 × Sweet William「Good Enough feat. kiki vivi lily」
- ZIW「寝言 (feat. kojikoji)」
- Sahandhi「中京遊泳」
- EVISBEATS「ゆれる feat.田我流」
- GOMESS「人間失格(あいver.)」
- STUTS「夜を使いはたして feat. PUNPEE」
- tofubeats「水星 feat.オノマトペ大臣」
- 6EYES「BANG BANG feat. 呂布カルマ」
- Small Circle of friends「波寄せて」
- Gotch「Stay Inside feat. Ovall」
- tio「あかり feat.泉まくら」
- 環ROY「Break Boy in the Dream feat.七尾旅人」
- 踊Foot Works「夜の学校 Feat. もののあわい」
- くるり「琥珀色の街、上海蟹の朝」
- BASI「愛のままに feat.唾奇」
唾奇 × Sweet William「Good Enough feat. kiki vivi lily」
沖縄在住ラッパーとして方言も取り入れたスタイルで独自の地位を築き上げたラッパー・唾奇(つばき)と、ジャジーなメロディーが印象的でブラックミュージックへの造詣が深いトラックメイカー・Sweet William(スウィート ウィリアム)のコラボ曲。両者が所属するクリエイター集団「Pich Odd Mansion」より、R&Bとポップの狭間を揺蕩う女性シンガーkiki vivi lilyがフィーチャリング参加したチルな1曲。いなたさとお洒落さの狭間が染みる。
ZIW「寝言 (feat. kojikoji)」
同じく沖縄在住のラッパーZIWがHIPHOPのアコースティックカバーでSNSを中心に話題となった女性シンガーソングライターkojikojiを招いた一曲。労働の日々だからこそ、合間に訪れる休日のチルを歌う前半と、別れを歌った後半。詞の展開にも注目して聴いてほしい。
Sahandhi「中京遊泳」
京都発・アコースティックギターのフレーズと低くメロディアスなヴォーカルが心地いい1曲。レーベルに所属することもなく、ライブ活動をすることもなく、YouTubeに公開されたこの音源の魅力だけで15,000回再生された。
EVISBEATS「ゆれる feat.田我流」
チルなラップの代表格と言えばこの曲だろう。奈良県出身のトラックメイカー・EVISBEATSとバンドでのプロジェクトでも活躍するラッパー・田我流(でんがりゅう)のコラボ楽曲。「~だったり」「~だったり」と韻を踏むスタイルは、いかに難しく韻を踏むかで競っていたかつての日本語ラップシーンでは考えられなかった。技巧だけでなく、リリックの中身を聴けと言わんばかりの快作。
GOMESS「人間失格(あいver.)」
自閉症と共に生きるラッパーとして、高校生ラップ選手権での準優勝で全国に知られる存在となったラッパー・GOMESS。彼が自身の半生を綴った「人間失格」に語られるまっすぐな言葉は、思いを伝えるヒップホップの力を感じさせる。
STUTS「夜を使いはたして feat. PUNPEE」
ニューヨーク・ハーレムに乗り込みMPCで路上ライブを行った逸話で知られ、星野源「アイデア」へのトラック提供・演奏で紅白出場を果たしたトラックメイカー・STUTS。文化系ラッパーという新たなジャンルを生み出し、水曜日のダウンタウンOPなど様々な分野で活躍するラッパー・PUNPEE。夜から朝へ向かうチルな1曲。
tofubeats「水星 feat.オノマトペ大臣」
インターネットを活用し、ハードオフやブックオフなどで安売りされている中古CDを活用した音源で知名度を上げ、紅白歌合戦にアレンジャーとして呼ばれるまでになったトラックメイカー/プロデューサー・tofubeats。現代を代表する作曲家ともいうべき彼が、会社員ラッパー・オノマトペ大臣と「水星」をリリースし、その名を轟かせたのは2012年の事だった。
今田耕司が歌手活動を行っていた時代の曲「ブロウ ヤ マインド」を発掘し、その最新系としてアップデートさせた水星。現在は人気番組・水曜日のダウンタウンのSEとしても使われているため、耳なじみがあるという方も多いのでは。
6EYES「BANG BANG feat. 呂布カルマ」
MCバトルシーンでの活躍でその名を全国区にした呂布カルマが、名古屋のベテランバンド・6EYESの楽曲へフィーチャリング参加。攻撃的な楽曲の多い呂布カルマらしからぬアンニュイさに、意外な一面を見た気持ち。
Small Circle of friends「波寄せて」
アコギのループするフレーズが切なさを生むHIPHOPユニット・Small Circle of friendsの代表曲。クラムボンによるカバーで知名度を上昇させた。海辺のノスタルジックな憧憬を想起させるドラマティックな1曲。
Gotch「Stay Inside feat. Ovall」
邦ロックを代表するバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのVo.Gotchのソロ作。プロデューサー集団・Ovallとコラボし、コロナ禍を歌った1曲。声がかすれるほどの低音を使った独自のスタイルのラップには、えも言われぬチル感がある。
tio「あかり feat.泉まくら」
三重のインストバンド・tioが、女性ラッパー・泉まくらを迎えた楽曲。普段インストでやっている人たちだけに、トラックがラップなしでも成立するような心地よさ。ハスキーな女声ラップが感傷的で良い。
環ROY「Break Boy in the Dream feat.七尾旅人」
活動17年目のベテランラッパー・環ROY(たまきロイ)が、シンガーソングライター七尾旅人とコラボ。エモーショナルなラップと、感傷的な歌、浮遊感のあるサウンドが生み出すサウンドスケープの心地よさ。
踊Foot Works「夜の学校 Feat. もののあわい」
歌にも精通する生バンドヒップホップバンド・踊 Foot Worksの1st mini Albumから1曲。シンガーソングライター・もののあわいがゲスト参加する本曲は、まさに夜に聴くことを想定して作られているのではないだろうか。力強いサックスから心地よいピアノへ、移り変わる曲の表情を楽しんでほしい。
くるり「琥珀色の街、上海蟹の朝」
ブラックミュージックと距離を置いてきたバンド・くるりが、活動20周年を記念する2016年にリリースした楽曲。初めて前面に黒人音楽を出し、ラップを取り入れたことで話題に。暗闇から明るい場所へ、くっきりと入れ替わるラップパートと歌パートの対比を楽しんでほしい。
上述のkojikojiによるカバーもミニマルな仕上がりでいけてる。
BASI「愛のままに feat.唾奇」
韻シストのMCとして、生バンドのヒップホップ界隈を作り上げ、けん引してきた第一人者がBASIだ。唾奇とのコラボ楽曲「愛のままに」では、お互いのメロウな世界観を存分に表現。それぞれの愛が歌われるこの曲を聴いて、誰が思い浮かぶでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またグッドミュージックをご紹介していきますので、ぜひ遊びに来てください。オススメ楽曲を下のコメント欄に書いていただければ、非常に喜びます。よろしくお願いします。
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