発売日にアルバム全曲YouTube配信したクレイジーなバンド

都内で活躍するシューゲイザーバンド・17歳とベルリンの壁。ミニアルバム発売日にYouTubeへ全曲をアップロードした意図は?
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発売日に全曲アップロード

2018年8月8日に、17歳とベルリンの壁が3rd Mini Album「Object」をリリースした。1曲目から素敵に爽やかで、夏に聴きたい一枚になっている。

その発売日に、彼らはYouTubeへとアルバム収録曲を全てアップロードした。その理由について、Vo.Gt.のTsurutaが自分の言葉で語っている。

seventeenfront03

ここにはYouTubeへ全曲をアップロードするに至った、3つの理由が書かれている。僕はそれぞれの理由を支持したいし、文章の結びに書かれた

今回の選択で”Object”のCDが1枚も売れなかったとしても、僕は17歳とベルリンの壁の音楽を作り続けます。

引用:seventeenfront03.tumblr.com

という言葉に強い覚悟を感じた。

注目点

この試みには注目すべき要素が含まれている。

  • マイナージャンルのインディーズバンドが、配信主体のリリースで収益を上げることが出来るのか
  • YouTubeで音楽を聴くことに慣れたリスナーたちは、MV無しの彼らの音源にたどり着くのか
  • リードトラックばかり聴く日本人の聴き方を変えられるのか

Gt.Vo.Tsurutaのコメントを見るに、配信で収益を上げていくことも考えている。そこにYouTubeによる宣伝効果が加わる。通常のリリースと比べ、アーティストにとってどちらが良いのか。

まず乗り越えないといけないハードルが、MVの無い音源をリスナーは発掘できるのかということだ。レーベルに所属していないミュージシャンですら、アイデアを出し合いながらMVを制作している。Music Videoが付いていて当たり前の時代だ。映像の力を借りずに、音楽を広めていくことは可能なのか。

また日本のアーティストは、アルバムのリードトラックにMVをつけてYouTubeに公開してきた。シングル曲をいくつかリリースし、それらを目玉曲としてアルバムを制作していく従来の手法に則ったものだろう。多くの日本人はアルバム単位で音楽を聴かない。

「この曲だけは聴いてほしい」という姿勢なく音源を公開することが、どのように影響してくるのか。日本人はどのように、このミニアルバム配信を享受していくのだろうか。

おわりに

音響技術が発達したとは言っても、シューゲイザーはライブでこそ真価を発揮する。古事記にもそう書いてある。だから皆さんにもぜひ生で聴きに行ってほしい。

Still Dreaming, Still Deafening
月日:8/25(土)
会場:京都GROWLY
開演:18:00
料金:¥2,400 + 1D
出演:揺らぎ / 17歳とベルリンの壁 / sow /QB and planets / (O.A)browned butter
ライブペイント:池永朱里

引用:公式サイト

 

Seventeen Front vol.3
月日:9/1(土)
会場:渋谷club乙-kinoto-
開演:18:00
料金:¥2,500 + 1D
出演:17歳とベルリンの壁 / 揺らぎ / The Waterfalls(O.A)

引用:公式サイト

両日共演の揺らぎも素敵なバンドなのでぜひ聴いてほしい。最後に『Object』の各種サブスクへと繋がるリンクを貼っておく。

Object by 17歳とベルリンの壁
ダウンロード購入 or ストリーミングで聴く - Object by 17歳とベルリンの壁

この試みが彼らに幸運をもたらすことを祈っています。それでは。

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