見事に梅雨ですね…気分が沈んできませんか?僕は部屋にカタツムリが出没して軽くメランコリーです。一体どこから…。
今回は暗い気分を吹き飛ばしてくれないエレクトロニカ特集です。雨の中でゆったりと沈んでいきましょう。日本海外合わせて7曲ご紹介です。
Ajisai/Ametsub
梅雨らしいAjisaiという曲です。透明感のあるサウンドは、しとしと降る雨…グレーの世界…忍び寄るカタツムリ…。
有名なエレクトロニカのアーティストなのに、窃盗で逮捕されたことも曲に哀しさを加えています。しかも自分のレーベルに忍び込んで…。
Miss Teardrop/Felix Laband
南アフリカの引きこもりが作った退廃の世界。雨が降ると真っ先に流したくなります。チルな雰囲気の中にある暗さと、過剰なジャケットが印象的です。
中古品も残り少なく、新品の価格が高騰しているので、CDで欲しい方は早めに入手しておいた方が良いかもしれません。
Green Gold Grey/ 蓮沼執太 & U-zhaan feat. Arto Lindsay
インドの伝統的な打楽器・タブラを操るU-zhaanと、蓮沼執太、日本大好きアートリンゼイのコラボ曲。タブラの音って雨っぽいですよね。インドなのにね。
Armando is a Velociwapta/They Mean Us
ポストロック寄りの音源もご紹介…。アメリカ人ってことしか知らない。マスロックで同名のアルバムがあって、そのせいで検索にヒットしない悲しいバンド。これぞ梅雨。
音符の港/THE BED ROOM TAPE feat. Gotch
ミニマルな音像が特徴的な1曲。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのゴッチが参加し、いつもより低い声で歌っています。ピアノはゲスの極み乙女のちゃんMARI。、気合の入ったコラボです。
Twilight/Lusine
そろそろ元気になってほしいので、少し明るめの曲をチョイス。音は今までと近いですが、元気が出ると思います。徐々に暗くなっていきますが…。
ちなみに読み方はルシーン、アメリカ人です。メランコリックなエレクトロニカでは最高峰と言われています。
kupu kupu/asana
暖かくて懐かしくて物悲しい…。サウンドの中心を担う金属音はなんとバリ島の伝統楽器ガムランです。名古屋在住、浅野祐介を中心としたプロジェクトです。
特に4枚目のアルバム、Suarは当時はあまり理解して貰えませんでしたが、ポストロック的な枠を超え、ガムラン、アフロポリ、アフロビートやラーガ、ブラジル音楽の影響などを消化したハイブリッドな意欲作として今の耳にこそ受け入れて貰える内容だと思っています。良かったら聴いてみてください。
— 浅野 裕介 (@asana_73) 2018年4月30日
浅野の音楽は世界を駆け巡ったような気持ちになるので、梅雨時にはオススメですよ。Spotify/Apple Musicで配信中だそうです。
おわりに
どうですか?気分は晴れませんでしたよね。でも雨の中で音楽聴くのっていいですよね…。
ゆっくりお茶でも飲みながら、今日紹介した人たちの音源を探ってみてください。きっとあなただけの雨の曲が見つかります。それでは。
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