フジロック出演!Tune-Yardsとは?
今年のフジロックのラインナップも明らかになってきましたね!
ヘッドライナーはボブ・ディラン、ケンドリック・ラマー、ナード。
多種多様なジャンルがあるのが今年の特徴なのでしょうか。
その中でも僕が熱いな!と思ったのがTune-Yards(チューン・ヤーズ)です!
Tune-yardsとは
チューン・ヤーズ(英: Tune-Yards)は、アメリカの女性ミュージシャン、メリル・ガーバスによる音楽プロジェクト。カリフォルニア州オークランドを拠点に活動。ループマシンを駆使したローファイでオーガニックな演奏と、独特な歌による実験的なサウンドが特徴。正式な表記は、tUnE-yArDs。
引用:Wikipedia
これがプロフィールです!ローファイでオーガニックというと分かりづらいと思うのでまずは1曲聞いてみましょう!
Tune-Yards / Bizness
伝わりましたでしょうか。ローファイでオーガニック。
声の使い方がすごく面白いですよね!
そしてこのダイナミズム!
最初と最後で音量差がない曲なんて音楽じゃないですよね!
音をループさせるというと、かなり電子音楽的な手法に感じますが、ここではそのループが民族的なものにすら感じます。
生演奏だとどうなるのか…気になりませんか?
ライブだと…Water Fountain
最初に手拍子をループマシンに記録しているんですが、自分の録音にずらして手拍子入れてくのすごいですよね。
そしてこの圧倒的なヴィジュアル。
ずっとなんか叩いてるし、なんか赤い線入ってるし、ベースだけ普通のやつだし。
いやホントにかっこいい。歌の力をこの人たちに改めて教えられた気がします。
歌も楽器も、全てはビートに収束される
巷にあふれるヒットソングを聴いてると、音楽ってメロディーなんだなと思う場面が多くないですか?
でもTune-Yardsはその概念を壊しました。
この人にとっては、全ての楽器も、そしてヴォーカルも、リズムセクションです。
だから聴きにくいなぁという感想も出てくると思うんですが、でもこれ、リズムを推してるからこそ生で聴きたくないですか?
そして実際生で聴いたら大ファンになってしまうと思うんですよね。家で聴くのと、実際に聴きながら踊れる環境で聴くのとでは、大きく印象が変わる人だと思っています。
ビートの神
こんなビートどこから出てきたんだ!という曲。
民族楽器とか全然使ってないんですけど不思議な民族感があるのが特徴的ですよね。
アフリカン・アメリカン的というか。ゴスペル的な。
この曲に関しては全部のパートが好き勝手やってるように見えますね。
ずーっと不協和音だし。
なのに曲として成立する。このバランスはすごいです。
ぜひライブで!
8年前、冒頭の曲「Business」をライブ演奏している動画です。
MCから曲へ、豹変するメリル・ガーバス。
この手のジャンルの人って、曲をライブで再現出来ないことが多いんですが、ハイクオリティじゃないですか!
これがかなりの超絶技巧だと思うんですよね。ひとつ何かの録音を失敗するだけですべてが狂うという…。
それをこんなわずかなの装備で成し遂げてしまうという。ウクレレの弾き方やばすぎ、神が降りてきてる。
みなさん、この時から8年たった彼女、見たくないですか?
俺はものすごく見たいです。フジロックで会いましょう。
コメント