三重の変拍子マスポップ/ロック、sheeptwarpが期待大

私事だけど、名古屋を旅行してきた。そこで気づいたのが、個人経営のレコードショップが多いということ。オルタナティブ・ロックへの愛が伝わってくる店が何件もあった。

その内のひとつFILE-UNDER RECORDSは、CD一枚ずつに細かな解説が書かれていて購買欲がそそられた。ここの商品で特にビビッと来たのがこれ。

おそらく店主直筆の、熱い解説に思わず購入してしまった。めちゃくちゃ良かったので紹介したい。

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sheeptwarp

sheeptwarp(シープトワープ)は三重のマスポップ/ロックバンド。2017年12月に今の3人体制になり、新体制初のリリースが先ほどのSUITEKI e.p.だった。

今の状態になってからまだあまり時間が経っていない、新しいバンドだということだ。

音源がYouTubeに無い

MVを撮っていた気配はするんだけど、この時のドラムはやめてしまったようだし、お蔵入りしたんだろう。だからYouTubeにも映像はあがっていない。

結果的にだとは思うけど、映像をフックにファンを増やしていく今のスタイルに逆行していて面白い。

Eggsには音源有

Eggsにはなんとか音源があった。この残響レコードの音を通過してきたような3ピースバンドが、三重で爆誕していたわけだ。

女声Vo.3ピースマスロックというと京都の宇宙コンビニを思わずにはいられないが、そこまでの近似性は見つからない。3ピースでミニマルになったHello Sleepwalkersというイメージだ。ギターサウンドのオルタナ感は、地理関係的に奈良のLOSTAGEの影響を間接/直接に受けていたりするんだろうか。

作詞作曲はギターボーカル

この変拍子ギターロックを作り上げているのは、Gt.Vo.れみりあんぬ。田淵ひさ子(元NUMBER GIRL)や沙田瑞紀(ねごと)のようなオルタナ女子に受け継がれてきた、魂のジャズマスター使いだ(※ギターの種類)。


どんな音楽聴いてきた人なんだろうと思って、Twitterを眺めていたら…UKマスロックの最高峰TTNGをコピーしようとしていた。

どうも本格的にマスロックが好きな人らしい。今後のリリースにメチャクチャ期待してしまう。変拍子で弾き語るスタイルもこのあたりから来てるのかな。

透明な印象の2nd e.p.

俺が購入したe.p.のtrailerがこれ。さきほどの「深海魚」に加えて2曲入っている。Track2「コップ一杯の酸素」はジャズマスターのジャキジャキなサウンドに、透明な歌声が載せられていて聴きやすい。

そしてTrack3「炭酸」は4分間に、息の詰まるようなタイトさや伸びやかなメロディーが詰め込まれている。キャッチーな間奏がいつのまにか轟音ノイズに姿を変えていたり、透き通った言葉の選び方だったり、名刺代わりの一曲と言えるんじゃないだろうか。

絶妙にポップ

trailerだけどこのe.p.とか良さそうで気になってる。『SUITEKIe.p.』より明らかにメロディーがポップで、これはこれで宇宙コンビニみたいな感じがして聴いてみたくなる。

どこで買えるのかはよく分かっていない。当分東海でしかライブしなさそうだしどうすればいいんだろう…。

おわりに

というわけで期待の新星sheeptwarpに、名古屋のレコード屋で出会ったという話でした。

ベースのヒロちゃんという人がブログでsheeptwarpのことを、人生が傾くくらいの最高の趣味って言っててめちゃくちゃ熱かった。今度京都に来たら見に行こうかと思う。

こういう良い音楽に出会える、名古屋のレコード屋はマジでオススメです。それでは。

マスロック
この記事を書いた人
sigefuzi

京都在住の20代。2017年に音楽ブログ『NIGHTCAP』開設。ブログの名前は Lúnasaの『Morning Nightcap(朝の寝酒)』から。映画レビューのブログhttps://cinegroove.net/を運営中。

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