やくしまるえつこの声、もちろん好きですよね。
かく言う僕も、裏声で『ミス・パラレルワールド』を熱唱して友達を失くした男です。あなた方の味方なのです。
プロパガンダに使えそうな洗脳メロディに乗せられるのは、Vo.やくしまるえつこのウィスパーヴォイス。人ってこんなに脱力して歌えるものなんですね…。
DAOKOバカ売れ
ニコニコ動画出身のラッパー/シンガーであるDAOKOも、ささやき声で売れていますよね。
今回はそういった歌い方に注目、優しい声が特徴的な楽曲をご紹介したいと思います!ファンの方も、そうでない方にも聞いてほしいウィスパーヴォイスの楽曲たち。ささやき声が彩る楽曲で、猛暑を乗り越えていきましょう!
Predawn/Suddenly
Predawn(プリドーン)は新潟県出身のシンガーソングライター。英語の発音が非ネイティブで、とても可愛いですよね。発音が達者だとここまでの魅力は生まれないと思います。ギターも凝ってて素敵です。というかこれ…リアルタイム森ガールなのでは…。
Gregory And The Hawk/Ghost
Predawn名義での活動が始まった2008年、Gregory And The Hawk(グレゴリー・アンド・ザ・ホーク)というニューヨークのシンガーソングライターによってアルバム『Moenie & Kitchi』が生み出されました。
キュートな歌声と残響を伴うドラムが特徴的な楽曲は、ポストロック界の名ドラマー、アダム・ピアースのプロデュースによるもの。ラストにはシューゲイズ的展開が待ち受けています。エモい!!
全国…かどうかは分かりませんが、京都のライブハウスではSEと言えばこれです。困ったらGregory And The Hawk…、ぜひ耳を傾けてみてください。
2008年
余談ですが、2008年と言えば相対性理論の1st『シフォン主義』が全国流通した年でもあります。ウィスパー界の重要ニュースが同時多発的に起こっていたのです。まさにシンクロニシティーンなのです。
Mice Parade/Double Dolphins On The Nickel
先述のアダム・ピアースのソロプロジェクト・Mice Parade(マイス・パレード)では、より攻めたウィスパーヴォイスの楽曲を聴くことが出来ます。
フォークトロニカ的なサウンドですが、ドラマーのソロプロジェクトなのでビートが鋭くて良いですよね。メランコリックな美しさが魅力的です。
Toe/月、欠け
日本を代表するポストロックバンド、ToeはMice Paradeに影響を受けたと言われていて、かなりメランコリックでウィスパーな楽曲も発表しています。
ちなみにフィーチャリング参加は愛知出身のシンガーソングライター・ACO。Dragon Ashの『Grateful Days』への参加でご存知の方も多いのではないでしょうか。
(※Grateful Days:俺は東京生まれHIPHOP育ち 悪そうな奴は大体友達、のアレ)
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