踊Foot Works、1st『odd foot works』全曲レビュー!

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待望の1stフルアルバムをリリース!

FUJI ROCK´17出演で注目を集めた踊Foot Worksが、ついに1stアルバムをリリースした。

2018年4月25日『odd foot works』、SpotifyやApple Musicでも聴けるので要チェック。

全曲レビュー

それぞれの曲の情報や印象を書き連ねていく。

1.時をBABEL

思い付くままに弾いたようなギターが特徴的なナンバー。

色んな音が出てくるのにうるさくならないセンスが抜群。夜風に吹かれながら聴きたい、チルな雰囲気がある。

2.Bebop Kagefumi

今作中どころか今までで一番勢いのある曲。フラメンコを感じるギターとビートの掛け合いは、複雑なリズムに変わっていく。

なんでこんなギター弾けるんだろ。ギターが暴れてるぶんベースが光ってるね。

変化と起伏に富んだ曲で、色々なジャンルを横断する彼らにしか作れなかっただろうな。俺はこれが一番好きです。

3.NDW

始めのフレーズが最高。何度でも聴きたくなる。

しかも色んな音が出てくる。Tondenheyのギターがグッと締めてるから聴きやすいけど、それがなかったらわかりにくい曲なんじゃないかな。

4.正論

タイトルで政治的なものとか想像してビビるけど、半分空想のチルなナンバー。正論とsay wrong、面白い言葉遊びだ。

5.nightcrawler

ミミズって意味なのね、知らんかった。トラップっぽいリズムだけど、チルトラップよりもチルって感じ。いつも通りの落ち着くラップ、これも新しいね。

6.milk

大好きな中村佳穂とコラボ。軽くコーラスで参加かと思ってたからラッキー。

間奏ビートとずれていくギターソロが最高。どの曲もそうだけど変化に富むトラックは何度も聴きたくなる。サビのフレーズは渾身という感じで素敵。

7.大家族

短い曲の中に詰め込まれた、お前らに言いたいことという感じで熱い。

途中からゴスペルみたいになるのもすごいよね。このアルバムにどれだけのジャンルが詰まってるんだか。

オレたち大家族 音楽だってそう

離れないぜ

クソッタレな大家族 音楽が繋げてくれたんだ

大家族 / 作詞・作曲:ODD FOOT WORKS

8.19Kids Heartbreak

一番聴きやすいトラックで、めちゃバンドっぽい。

これはライブでも爆アゲする曲だろうなぁ。キャッチーなサビ、分かりやすい盛り上がり。

9.逆さまの接吻

「19Kids Heartbreak」で盛り上げたノリをそのまま持ってきた感じ。

スムーズに2曲が繋がるけど、こっちの方がクールかな。一番盛り上がる場面で持ってきそうな曲で、ジャムバンドみたいになってる。

総評

レーベルQ2 Record(去年の12月発足)を背負ってということもあってか、本当に捨て曲が無かった。

バンドっぽい曲はその辺のジャムバンドに勝ちに行くクオリティだし、HIPHOPって感じの曲も普通のユニットには無い起伏があって個性的だ。

前ライブで見て、こういうユニットでは異常なほど、歌うまだったことを覚えている。

美メロが多い本作がどういう風にライブ映えしていくのか、今から興味津々だ。それでは。

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