ceroの4thALBUMがリリース決定!その中の1曲がYouTubeで先行配信されました!
「魚の骨 鳥の羽根」は2018年5月16日発売予定の4thALBUM「POLY LIFE MULTI SOUL」に収録予定の曲です。
YouTubeにアップされたばかりの新曲です!シティポップブームの先駆けとなったceroが、大流行の中どうアクションを起こしていくのか、要チェックですね!
「魚の骨 鳥の羽根」MV
ceroの特徴であるエキゾチックさが前面に押し出されています。そもそもceroとはContemporary Exotica Rock Orchestraの略称であり、彼ららしい曲といえるでしょう。
イントロでは声/ベース/パーカッションが異なったリズムを刻みます。アフリカン・ミュージックを思わせるポリリズム(異なるリズムを重ねること)は、僕らを都会のコンクリートジャングルへと誘います。
その民族的なサウンドスケープは、空間の広がりを感じさせるシンセサイザーによって塗り替えられていきます。
Vo.高城の登場でリズムは複雑さを増していきますが、不思議なオーガニックさがベースにあるためとても聴きやすい音楽になっています。
3:13~で一旦音が減り、また入ってきます。ここでは一つずつパートが増えていくので、それぞれがどのようなリズムで演奏しているのかリスナーに意識させます。
この間奏明け間際、ドラムが突然遅れたリズムを刻み始めるところ(3:35~)なんか最高ですよね!
4:40~あたりからのキーボードのフレーズは、不思議な音階が使われていて、異物感があります。この強烈な存在感こそ、まさに「生命」と言えるのではないでしょうか。
生を表現したMV
好き勝手な方向を向いて演奏するメンバーは、この曲が持つポリリズム的特性を身体を通して表現しているようです。
映像には一部、サーモグラフィーが使われています。熱を見えるようにする機械です。動物にとって熱とは生の証であり、彼らのテーマであるExocica(性愛)とも結びつく要素ですよね。
踊り続けるダンサーもそれぞれが異なった、不規則な動作を続け、この曲に新たな鼓動を与えています。
そして3:50~では空間が揺れ始めます。この歪みはいったい何なのでしょうか。近年の研究で、生命活動の基礎には「揺らぎ」があることがわかっています。
命が生まれ、生きていくための基本要素に、「揺らぎ」があるのです。揺らぎは生の表現として必須と言えますよね。それを揺れる空間で表現しているのではないかと思います。
全員でそれぞれの生を表現しているような、素晴らしいMVです。
サポートメンバーがたくさん
ところで皆さん、ceroが何人組か知っていますか?実は正規メンバーは3人だけなんですよね。高城・荒内・橋本の3人は、このMVではそれぞれヴォーカル・キーボード・ギターとして参加しています。
彼ら以外はサポートメンバーなのですが、かなりの頻度で同じ人たちが登場するので半ば正規メンバーのようになっています。メンバーが3人しかいないからこそ自由な曲作りが出来るという面白い例ですよね。
全国ツアー決定!
12カ所を巡る
【#cero】cero 全インディーファンが待ってた新作 5月に発売決定!待望の4th Album『POLY LIFE MULTI SOUL』5月16日(水)発売決定。アルバム発売に伴い全国12か所を廻る全国ワンマンツアー開催決定。予約⇒https://t.co/QVS0foQFoY pic.twitter.com/i5z1t9LTTN
— HMVイオンモール岡山 (@HMV_Okayama) 2018年5月8日
この『POLY LIFE MULTI SOUL』発売で、全国ワンマンツアーが決定しました!しょっぱなはなんと…!
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