【熱すぎる!】激エモ展開に惹かれるマスロック11選

先日マスロック 可愛い編の紹介記事を投稿したのですが、多くの方に読んでいただけているようで、Googleの検索でも上位に挙がっています。

マスロックは可愛い!おすすめバンドランキングTOP10!
小難しい印象が付きまとうマスロック。今回はそのイメージを払拭出来るような、キャッチーで可愛いバンドをランキング形式でご紹介!

これを読まれた方のイメージが偏ってはいけないので、今度は熱いマスロックをご紹介しようかと思います!

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Gulfer

最初から盛り上がりすぎな1曲!ザラついた歌い方や声は古くて新しい!テクニック重視のマスロックとは明らかに異なる、心を刺すミニマルさ。遠くで鳴るトランペットのノスタルジー。素敵です。

カナダ・モントリオール発のバンドで、マスロックとエモの融合を見事に成し遂げています。

Cleft

心臓を揺らす音の少なさ、イントロから引き込まれました。2人だから成せる完璧な強弱は、これがライブ動画であることを忘れさせる完成度です。男二人で楽しそうにやってるのも素敵です。

Cleftはイギリスのデュオです。本人たちはマスロックではなくプログレを自称していて、マスロック特有のキラキラしたフレーズは出てきませんね。ミニマルなリフで構成された楽曲群には、男気を感じます。

Waking Aida

エレクトロニカ由来であろう美しい音が厚みを増していき、その落とし所でヴォーカルが登場です。そしてその美しさが嵐の前の静けさへと姿を変えていきます。Lo-fi系なヴォーカルの歌い方も素敵です。

Waking Aidaはイギリス・サウサンプトンのバンド。綺麗な音が好きな人はぜひ他の曲もチェックしてみてください。

John Butler

マスロックに分類すると色々な人から怒られそうなオーストラリアの超絶ギタリスト。12弦ギター一本で曲を構成していく力や、後半の展開にはポスト/マスロックの影響を感じずにはいられません。高すぎる演奏力と熱い展開は必見です。

動画は12分ノンストップのライブ映像、凄まじいです。絶対に後悔しないと思うので、ぜひ最後まで見てください。

- YouTube
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ちなみに他の曲にはポストロック感が無いです。この動画、12弦ギターとは思えない音から始まっててすごい味があります。2010年のフジロックなので、「アリガトー!」と叫んでいるところも素敵です。

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Axes

多様な展開が詰め込まれた王道マスロック。特に3:00~ベースが突っ走るところへの入り方はがすごい!全員がちゃんと目立てる良いバンドです。知らない間にリズムを取ってしまうようなノリの良さもあり、根暗さもあれば近寄りがたさもある、不思議な曲です。感情表現のノブが壊れたみたいな曲

またもやイギリス、今度はロンドンのバンド。Mogwaiを生み出した国ですし、この界隈に寛容なレーベルも多いのでしょう。

toe

日本が誇るマスロック/ポストロックバンドのtoe。JTのCMに使われたりする、この界隈の星です。音が詰まっている部分よりも、その合間に挟まれる空白に心が動かされます。人間って不思議。演者自身の感情の昂ぶりを感じる映像で、素晴らしいです。

Caspian

アメリカのポストロックバンド。マスロックでは無いですが、ほとんど同じようなジャンルなので…。特にラストの展開がマス的で、めちゃくちゃ熱いです。驚きの展開なので、最後まで飛ばすともったいないかも。最初から順番に見てビックリしてほしいです。

ZAZEN BOYZ

日本の民俗的なビートをオルタナと組み合わせた独自路線を突っ走る、向井秀徳率いるZAZEN BOYZ。

この曲はほとんどファ#の音だけで作られていて、非常に実験的です。引用元を示すかのように、同じファ#で構成されているLed Zeppelinの『Immigrant Song』のリフを弾き始める所は激アツ!音楽の歴史の中に自分を位置づける、向井秀徳らしい演奏です。

Aiming For Enrike

ノルウェーの二人組マスロックバンドが奏でる激情のノイズ空間。特にギターの使い方が独自路線を突っ走っていて素晴らしいです。この界隈の人たちはいかに右手と左手の演奏技術だけで凄みを出せるかみたいなところで競っているのですが、それを跳躍する超絶エフェクター使い。

いわゆる秘伝のタレ的な足元のエフェクターボードをこうして公開しているのは、誰にも真似されないという自負があるからでしょうか。ほとんど足だけで演奏してるパートがあるぐらいなので、機材の扱いに関しては誰にも負けないでしょう。寒い国は中にこもっている時間が長いからか、時折とんでもなく面白いバンドが出てきますね。

Battles

僕が語る必要もないくらいの名曲なのですが、やはり熱いと言えばこれ!エクスペリメンタルな演奏が、まるで前奏だったかのように訪れる祝祭。予想できるわけがない展開に驚いているうちに、エモの渦中へと飲み込まれていきます。

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アメリカが生んだ奇才3人組。また来日してほしいですね。

Enemies

最後はアイルランドの至宝、Enemiesです。柔らかくエモーショナルなメロディーからアクセルを踏み込んでいき、複雑なリズムが交差するラストへ。ルーパーを多用した展開は、ドラム2人体制へと繋がります。熱い曲をお探しの方は、まずこのバンドから

おわりに

前回と違い、多様性に注目してマスロックをご紹介してみました。

もっとエクスペリメンタルなものもご紹介できたらと思いますので、またぜひお越しください。それでは。

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