2017年はベースの年。超絶ベーシストのアルバム・リリースがぞくぞく登場。

2017年はベースの年かも知れない。

超絶ベーシストとして知られる

Nathan East, Squarepusher, Thundercatの3人が

アルバムを出したのだ。その技巧を見ていこう。

コンテンツ

  • グラミー賞受賞ベーシスト Nathan Eastのソロアルバム
  • 変態ベーシストSquarepusherの新プロジェクト
  • アメリカの超絶ベーシストThundercatの新アルバム
  • Tal Wilkenfeldのアルバムはいつ出るのか
  • 超絶スラップベーシストMarcus Millerの新曲
  • あの超速スラッパー Mark Kingも新プロジェクト
  • 一方その頃レッチリのFleaは

Nathan East

知らない人のために紹介。

Fourplayというスムースジャズバンドに所属し,

何度もグラミー賞にノミネートされている。

それだけでなくエリック・クラプトンや

ダフトパンクなどの著名アーティストにも

信頼されている。

Fourplayとしてはこんな感じ。

このベースがかっこよすぎて何回も聴いてしまう。

新アルバム『 Reverence』

Nathan Eastが新アルバムを1月にリリースした。

わかってたけどめちゃくちゃうまいな。この80年代感最高。

今回はこの他に驚いたこととして、

Earth Wind & Fireの3人を招いて

Earthの「Serpentine Fire」のカバーがあった。

しかもゲストでエリック・クラプトンとフィル・コリンズも参加。

あとNathan Eastの息子(16)が参加した曲があった。

ピアニストなのね。Nathan Eastは厳しい親なんだろうか。

優しそうだけど。

Squarepusher

ジャコ・パストゥリアスを尊敬していることで知られる

超うまいベーシスト。

彼の音楽はなんとも説明しづらいが、

ドラムンベースなどテクノに属する音楽を作る人だ。

緻密なのにやたらチープな打ち込みが初期の特徴、

その上に上手すぎる彼の生演奏ベースが重ねられる。

いやそれ生演奏でやる部分じゃないから、

と衝撃を受けた人も多いだろう。

2000年代に入ってからチープな機材には別れを告げ、

コンピュータを使っての作曲を開始した。

上記の曲以外にも

めちゃくちゃ美しい曲を書いていたり、

突然フリージャズに傾倒して、

あまりのわかりにくさにファンをビビらせたり、

ダークなノイズが飛び出す楽曲を書いて

さらにビビらせたりしてきた。

新プロジェクト「Shobaleader One」

Squarepusherの新プロジェクトが2016年に始動した。

Squarepusherと三人の地球外生命体によるバンド・Shobaleader One

引用:cinra.net

2010年に彼が構想したのは、最高のメンバーで、

生楽器で演奏して表現するということ、

その時のバンド名が「Shobaleader One」だった。

今回はそのプロジェクトを推し進めた形になる。

ショバリーダー・ワンは、

スクエアプッシャーの初期曲を演奏するバンド。

音の同期は一切なし。完全に人力で

引用:beatink.com

それにしたってうますぎる。

こんな高難度な曲が収録されたライブアルバムが

今年の3月に出された。そして4月には来日。

覆面バンドってかっこいいよね。

この人たちはいろいろイカれてるけど。

Squarepusherは新たな可能性に向けて動き始めた。

Thundercat

彼はアメリカのベーシストだ。

Kendrick Lamarがグラミー賞を受賞したのは記憶に新しい。

その曲でベースを弾いていたのが彼だ。

信頼は厚く、

Flying LotusやKamasi Washingtonのアルバムにも参加している。

こういう人。

新アルバム『Drunk』

なんとKendrick Lamar, Flying Lotus

Kamasi Washingtonも参加しているアルバムを

2月にリリースした。

人気者の成せる技だ。

あの「What a Fool Believes」を作った二人が参加。

心地よすぎて無限に聴ける。

もちろんここまで見てきたような、イカれてる超絶曲もある。

ぶっとんでるな。

さてアルバムリリース情報はここまでだ。

以下はその他のベーシストの近況について

書いてみた。駆け足でいく。

Tal Wilkenfeld

この人もメチャうまいよね。

新アルバム

クラウドファンディングでお金を集めきり、

新アルバムの制作を宣言したのが去年。

夏のリリースだったはずが、

どうやら遅れているらしい。

最近はヴォーカル曲を作り続けている彼女、

この曲は収録予定曲だ。

新アルバムもヴォーカルアルバムだと思われる。

Marcus Miller

あのMarcus Millerの新しいリリースもあった。

試聴してみてほしい。

強烈にパンチのある音が彼の流儀だ。

最近はデジタルリリースが続いている気がする。

Mark King

この煽り最高過ぎない?

彼も新プロジェクトを始めた。

ポリス(The Police)のスチュワート・コープランド(Stewart Copeland)、キング・クリムゾン(King Crimson)等のエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)、レベル42(Level 42)のマーク・キング(Mark King)、P.F.M.等のヴィットリオ・コスマによるスーパー・バンド、ギズモドローム(Gizmodrome)が始動。デビュー・アルバム『Gizmodrome』を海外で9月15日発売。

引用:amass.jp


凄すぎるメンバー。

こんな風に今年は(も?)

ベーシストのニュースが上半期だけでこんなにあった。

一方その頃レッチリのFleaは

BABYMETALのライブに出てたらしい。

攻め過ぎ。

情報求む

ちょっと自分がキャッチしきれてない情報があれば、

Twitterアカウントまでダイレクトメッセージで

書いていただけると助かります。

提供者の方のお名前と掲載致しますので、

ご希望のお名前もよろしければどうぞ。

それでは。

京都の”大”天才、中村佳穂は聴いておくべき

中村佳穂のライブに行ったことがあるか?

ほとんど即興である。CDにこんな歌詞もこんなリズムも無かった。しかも急に今夜はブギーバック始まるし。というか10回くらい行ったライブで、同じリズムで曲が始まったことが無い気がする。毎回即興でアレンジしてくる。ていうかなんでこれ弾きながら歌えるんだろう。もう一つ「夜のダンス」を見てみよう。

6分11秒~から。前の曲からさらっと繋がってるのもすごい。手前で段ボール叩いてるおじさんはスティーヴエトウ。吉川晃司とか藤井フミヤとかのサポートをするようなベテランだ。中村佳穂の才能に惹かれてか、「報酬は将来でいいよ」と言ってライブに出ているらしい。中村佳穂のライブの常連だ。

MCと歌の境目が無い。

たとえば今見ていただいた動画。8:30~からスキャットをし始めたなと思ったら、歌の中でMCのような歌のような、即興を始める。

「なんで僕は お金を払ってまで 東京で 歌ってるのだろう」「なんでやろな」といってなぜ歌を歌うのが好きか語り始める中村佳穂。ここが盛り上げ所①

そこからベテランが段ボールを叩くソロという珍しいものが見れる。盛り上げ所②(まぁこの人自分がドラム缶を叩くソロライブやったりするけど。)

このMCと歌の境目が無い独特のスタイルはAl Jarreauから影響を受けたもの

YouTubeが出てきたときに音楽好きの母親が大喜びして、私にいろいろと見せてくれたんですけど、そのなかでいちばんハマったのがアル・ジャロウのライヴ映像。喋りから急に“Take Five”に入っていくのを観て、〈ヤバイ!〉となり、高校のときは何百回と観ました。

引用:Mikiki

どうやって始まったんだこれ。かっこよすぎる。中村佳穂の黒っぽさの源流はこのあたりにあるのかなと思います。

著名ミュージシャンからも注目

中村佳穂が有名になったのは、くるり岸田が自身の主催するイベントに彼女を指名したことがきっかけだった。

どうやら京都の名スタジオで中村佳穂の音源と出会ったことがきっかけみたいだ。

スチャダラパーBOSEとの出会い

彼女が大学を卒業して出したアルバムには、あのBOSEが参加している。

前の方のラップだ。ポンキッキーズにもレギュラー出演していたのでご存知の方も多いのではないか?90年代前半のHip-hopシーンではほとんど一人勝ち状態だったグループ、スチャダラパーのラッパーである。

最初の接点は、中村佳穂の大学卒業ライブ。彼女の大学の講師だったBOSEは、しつこく誘われた結果ついに出演することになる。俺も見に行ったけどやばかった。もうその場にBOSEが存在するだけで盛り上がる。

そのライブ中に中村佳穂は前述の「夜のダンス」が「今夜はブギーバック」のコードをそのまま借用していると告白するのだった。

ライブの終わりには中村佳穂 +BOSE +高野寛 +彼女が連れてきたミュージシャンたち +彼女の演奏を見に来た知り合いのミュージシャンたちがステージ上にあがり10名近い大グループで「今夜はブギーバック」を演奏。実はこの曲は全国のライブハウスで締めとして演奏されている。コード進行が覚えやすいからかもしれない。

BOSEをアルバムに誘う

中村佳穂は卒業前後から1stAlbum『リピー塔が立つ』を作り始めた。その時のBOSEの誘い方がかっこいい。

〈新曲が出来たらデモを送るので、良いと思ったらラップを入れてください。ダサイと思ったら返事しなくていいんで〉と伝えました。そこでデモを送ったら、すぐに〈ラップ出来たよ〉と連絡が来たんです。

引用:Mikiki

強すぎる中村佳穂。この間まで大学生だったのに。

group_inou imaiにリミックス

フェスをぶち上げているあのimaiからもラブコール。リミックスが7inchで発売された。

これの後半30秒。最高だ。きっかけはグッドラックヘイワのツアーで共演したことらしい。ここまで3人を歌の力で一撃で仕留めてるの、正直言ってすごくないですか?

中村佳穂のカバーgroup_inouのsoundcloudから公開されましたからね。仲良しかよ。

tofubeatsのアルバムに参加。

https://twitter.com/KIKI_526/status/847795668659744768

この間のtofubeatsのアルバムに参加している。彼女の歌を聴くとみんな光るものを感じるらしい。俺もそうだ。

仲間たちが集まる

彼女のもとへはすごい才能が集まる。先述のスティーヴエトウだけじゃない。ライブのたびに違うバンドを引き連れてやってくる。全国各地のライブで見つけた仲間たちだ。その一つの集大成がFUJIROCK Festival’16だ。

こんなに歌から解放されたライブがあるだろうか。自由すぎる。後ろをしっかり支えてくれる仲間たちがいるから中村佳穂は自由に飛べるのだ。5:50~からみて欲しい、次の曲への入り方が凄すぎる。せっかく出会えたのだからこの動画だけでも全部見て欲しい。時間がなければ11:00~だけでも。

この時のMCで言っていることは実現できたらしく、45分で100枚もCDを売ってしまった。

驚かされることばっかりだ。

おわりに

最後の動画の2曲目は「口うつしロマンス」という曲だ。ここで言っているように。くるり岸田もBOSEも、imaiやTofubeatsも、スティーヴエトウや彼女の仲間たちも、みんな彼女に「一耳惚れ」してしまったんだと思う。歌の力が人を繋ぎ、素晴らしいライブを生み出し続けている。京都で、いや日本で最注目株だと思う。ほんとに。

破天荒な大所帯バンドHealthy dynamite club

ブラックミュージックを基調としながら、時にはメロウ、時には激しく、なんでもありなサウンドに、熱い言葉を乗せて歌い上げる青春ソウルな7人組!人呼んで「健康爆音バンド」、
それがHealthy Dynamite Club!

引用:公式サイト

なんて?

器用

あ、売れそう。初めて聴いたときそう思った。器用に売れ線を押さえている。緩いながらもvo.サトリダイナマイトの力で熱い。非常に健康的だ。ええ声すぎる。サビの振付楽しいし。あと間奏かっこいい。

彼らは2015年結成の7人組。どうですこのパーティー感。まだまだ無名だけどなにかこう爆発する種みたいなものを持っている気がする。

上記2曲は最新作『Love EP』から。今一番売れ線のジャンルですが、なんかおしゃれさを犠牲にして熱さを追い求めてる感じが好感もてますよね。Your song is goodみたいな。MV両方踊り狂ってるし。

どこが器用なのか

2015年と2016年で異なる音楽性

これが2015年の映像。上述2曲は2016年末。かなり音楽性が変わりました。共通点は熱さ。彼らは熱さを表現するために時代に合わせて進化できるバンドです。今時こんなに歌詞を大切にしてるバンドも珍しい。僕は好きです。こんなんライブで見たら感動するわ。

同2015年『爆誕EP』から。これはわかりやすく邦ファンクですね。いやまずMVが田舎すぎ。どこここ。ああこういうパーカッションいるタイプのバンド流行らないかな。それが彼らだったらいいな。と思います。

clubってついてるバンドいっぱいあるけど大抵おしゃれ系やし、これで風穴開けてくれへんかなぁ・・・

最新MV

複雑なファンク。『He is NOT a vocalist He’s the Shaker Man』って書いてますが、確かにshaeker振りまくってますね・・・

健康がコンセプトの同バンドらしく踊れるナンバー。もはや時代錯誤なくらいのシンセはバブルへと私たちを誘います。

それではさようなら。

追記。

彼らについてライブレポートしました。
ライブレポート

 

注目の若手Tempalayの活動を追う

最近人気のTempalay

GAPとコラボしたとかで一気に注目を集めているTempalay。邦楽では珍しくサイケをやってるバンドだ。

これがGAPとコラボした最新曲。突然の強烈なサイケ。ヤク中か。最近脱力系流行ってるような気がしますが、これは洋楽に近い気がする。なんだろうこの3人。ローファイなサウンドが渋すぎ。

アメリカへの眼差し?

アメリカがテーマだったのか、

1. New York City
2. Austin Town
3. ZOMBIE-SONG feat. REATMO
4. CHICAGO in the BED
5. San Francisco

引用:youtube

という風にやたらアメリカンな名前のアルバムを出しています。このアルバムは2017年。そして彼らは2016年にアメリカツアーを敢行しました。1st フルアルバムのタイトルも『from Japan』だったりして、憧れと挑戦意識の混じったアメリカへの眼差しが伺えます。

Tempalayの特徴

サプライズ的なことを何かしたいんですよ。“どこかでハッとする瞬間を作りたい”とは思っているんです

引用:FIGARO.jp

とはドラム藤本の言葉。確かにこの曲もイントロだったり2:50~の展開が予想外すぎる。ほんで最後の余韻よ。

とにかく勢いがある

これが2015年の曲。2014年結成ながら、Fuji Rock Festival “15の若手のステージ”ROOKIE A GO-GO”へ出演を果たした。

最初はダイナミクスがない感じが好きだったけど、最近はライブではダイナミクスは大事なぁと感じながら変えていってる感じです。

引用:FIGARO.jp

とあるように、これはダイナミクスを一定に保っていた頃の曲なのだろう。いやでも結成1年の音じゃない渋すぎる。そんな彼らが1年後の2016年には

こんなやばい音を出すようになっていたんですよ。どうなってるんだ。これが若手の力か。

”売れたい””変わったことをしたい”という強い思い

こいつらですらまだ売れてないのに、それに勝てないようじゃもう絶対無理だなって。それで色々な音楽を調べて、日本では誰でもやっていないものは何かっていうのを探し始めて、そこでサイケデリックな音楽に辿り着きました。

引用:spincoaster.com

自分らがどうしたら目立つかということを常に考えています。そして面白い音楽で売れたい!

引用:FIGARO.jp

まず誰もやってない音楽だから売れる!という考えがあってサイケを始めたらしい。でも今は周りのシーンが似たりよったりになっていることもなんだかなぁと思っているみたいで、面白いことをしていきたいという発想もあるそうな。こういうバンドどんどん増えていってほしいですね。

これなんてぱっと見たとき不安で仕方なかったですからね。わかりやすいパートあってよかった。

影響を受けたバンド

彼らが影響を受けたバンドとして挙げているのがUnknown Mortal Orchestra

3ピースでサイケやっててお手本になるようなバンドっていうのがなかなかいなくて、それでどうしようどうしようって悩んでる時期にUnknown Mortal Orchestraの「Ffunny Ffrends」っていう曲を聴いて衝撃を受けて

引用:spincoaster.com

確かに少ないですよね3ピースって。上記のsea side motelからは確かに同じもののエッセンスを感じます。

おわりに

新しいことをやっていこうっていう彼らの志向は、もっともっと邦楽シーンを活性化していって、一時期みたいに4つ打ちが溢れかえるのを防いだりしてくれそうで、すごく期待しています。

ディスコ室町新企画、『どDEEP部』に行ってきました。

どDEEP部

ディスコ室町の新企画が京都で始まった。CLUB METROにて第1回が行われ、最近勢いのすごいTempalayや メシアと人人 Healthy Dynamite Clubが呼ばれた。どんな様子だったか報告します。

いたるところに「ど」

会場の至るところにディスコ室町特製の「ど」が貼られ、缶バッジも配られた。

そして会場に入るとDJ JORDANのナイスなビートが。彼は京都のシーンで活躍するDJなのですが、どうやらディスコ室町とは知り合いの様子。転換の間も退屈しないイベントだった。DEEPなアフロファンクが聴けたぜ。

メシアと人人

名前はよく見るけどライブは初めて、youtubeで事前に見ていった曲は結構ポップな感じで、いわゆるドリームポップってやつなのかなと思っていた。

違った。

めちゃめちゃ感情表現の激しいジャイアンみたいなGt.Vo.北山の出すノイズの波は、Dr.Vo.ナツコの鳴らすビートによって高められ、噴火。どこか切ない歌詞がエモい。銀杏ボーイズのエモい部分を凝縮したみたいだ。

こんな感じだった。彼らはぜひ一度ライブで見て欲しい。ビビるから。彼らならこのジャンルをやっているインディーズバンド達の星になれると思う。なにかにつけてお洒落な今のシーンに風穴を開けてくれ。

最近よく耳にするメシアと人人について。

Healthy Dynamite Club

恥ずかしながら今日このライブへ行くために予習するまで知らなかった。

最高だった。

大所帯を最大限に活かしたパーティー感。特にパーカッションがいい。みんな踊り狂っていた。

セトリは1.ヘルシーズのテーマ→2.Callin’ Up→3.シェイカーマン→4.PM7→5.ブギーナイツ

褒めてばかりいてもあれかもしれないが、全部最高だった。「ヘルシーズのテーマ」から健康的な彼らのファンクが溢れ出していたし、メロウな「Callin’ Up」で見事にライブのダイナミクスを作り出していた。Vo.サトリダイナマイトの美声は和製ブルーノ・マーズといったところか。「シェイカーマン」ではPer.ふるさと捨て夫扮するシェイカーマンが客席に飛び込みシェイカーを振りまくった。そして代表曲2曲のラッシュ。最高だった。

当分京都には来ないだろうな。呼んでくれてありがとうディスコ室町。

Tempalay

最近なにかと話題のTempalay。サポートメンバーを加えて4人でのライブだった。正直最初は京都のアウェー感に飲まれている感じがしたが、さすがフジロック出演を決めただけあって、すぐにバシっと合わせてきた。

けっこう音源と違うところが多くて、ライブはライブで良さがあった。特に最初の方の曲は、AメロBメロサビはタイトなのに間奏でいきなりヤク中になってサイケに浸かったり、おもしろい展開の曲が多かった。

そんでこれやっぱりええ曲やった。

踊る!ディスコ室町

新企画を始動させたディスコ室町。気合の入り方も違うのか1曲目の「嘘800」から最高の演奏を見せつけてきた。これが京都のシーンを支えるファンクバンドの力か。振り返ってみると今日の出演はここ2~3年で出来たバンドが多かった気がする。

そして2曲目はなんと新曲(!)しかもややファンクネス抑え目のゆったりと聴ける感じの曲。彼らは今までこんな曲をやっていただろうか。すごく良かった。この路線の曲もどんどん聴いてみたい。

「NEW CLASSIC DANCE NUMBER」からはゲストでホーンセクションが参加。

室町ホーンズの仕上がり聴いて! #6月11日メトロでやります #どDEEP部

A post shared by まこまこまこっちゃん (@mak_1410) on

動画がinstaに上がっていた。

 

ちょうどこの時のようだった。同じメンバーだと思う。

今日の気合は凄かった。ほんとうにぶち上げていた。。。

踊らないベイベからのアンコールの流れは、ディスコ室町ここにあり!という感じだった。

おわりに

ディスコ室町Vo.ミキクワカドが言っていたように「京都でやるから意味が有る。」京都のシーンを盛り上げていく新たなイベントが生まれたことが素直に嬉しい。次回は9/10(日)、場所は同じくCLUB METROだそうだ。

京都在住の方は行っておいて損はない。

ええ写真 #どDEEP部

まこまこまこっちゃんさん(@mak_1410)がシェアした投稿 –


 

最近よく耳にするメシアと人人について。

最近京都のライブで「メシアと人人」というフレーズを目にする機会が多い気がします。ちょっとどんなバンドか調べてみよう。

ノイジー!ローファイ!この懐かしい感じなんだろう。

ギターとうた 北山敬将

ドラムとうた ナツコ

京都発男女2人組ドリームノイズポップ・バンド

出典:公式サイト

ほんで編成尖ってますね。こういうシューゲイザーから派生したようなドリームポップって大体4人ぐらいでやってるイメージなんですがライブではどうしてるんでしょう。ていうかなんで二人でやることになったんだろう。

ライブ映像を見てみよう

骨太すぎる。なんてことない純朴そうな二人組なのに、ビシビシ尖ってる。これ初めて銀杏ボーイズを見たときの衝撃に似てる。ていうかライブの方がかっこいいね。ポップよりロックが素敵。

この歌の感じとかローファイさとかひらくドア思い出す。彼らは結局、僕らの応援が足りなかったのか解散してしまったし、今度はちゃんとライブに行きたい。

ひらくドアがポップになったらこうなってたんだろうな、って感じの曲。あるいはN’夙川ボーイズか。とにかくこういう雰囲気懐かしい。

インディーの世界ですらこういう尖ったバンドよりもおしゃれなバンドが売れるようになってしまった。邦楽はどこに行こうとしてるんだろう。

良いライブするなぁ。

生楽器Hip-hop Ovallがちょうどいい。

Ovallというバンドを聴いたことがあるだろうか。

バンドで洒脱なヒップホップを演奏するスリーピースで、2013年に活動休止。聴いてみて欲しい曲がたくさんある。まずは1曲。

Shadows & Lights

どうだろうか。この必要以上に語らない感じ。気がついたら音の波に呑まれている。この絶妙な気持ちよさ。そしてドラムmabanuaの生み出す黒いビート。

ほんとに日本人か?となる。彼らが属するorigami PRODUCTIONSは渋谷から世界へ日本の音楽を届けることを目的に作られたレーベル。Ovallの3人が個人名義で積極的に活動する他に、最近話題のKan Sanoも属している。

Ovallの特徴は3人ともトラックを作れて、なんならミキシングからアートワークまで手がけてしまうところだろう。3人それぞれがクリエイターだからこそ優れた曲が産み出せて、だからこそ活動休止したのだと俺は思っている。2ndアルバム出すのに3年以上かかってるし。喧々諤々のアルバム制作だったのかな。

Take U to Somewhere

このビート。もはやずれてるのでは、となる黒さ。

ウィスパーボイスも結構好き。こんな感じで歌モノもあるが、

Mary (Flying Beats)

こんな感じのインストも半分くらい入っている。これがまたちょうどいい。夜に聴く感じの落ち着いたトラックが多い。この曲もサックスが絶妙。

Yura Yura

歌モノには誰かをゲストボーカルとして迎えたものも多い。その場合はヒップホップにこだわらず、ゲストの持ち味を活かせそうな曲を作るのも、この3人のいいところだと思う。

Hold You

例えばこれ、楽しそう。さかいゆうを活かすとこうなる。でもおしゃれですよね。万能か。

3人は別々の道へ。

もともとソロ活動の多かった3人だったので、活動休止後も3人とも精力的に活動しています。というかソロ活動に専念したいから休止したのかな。

drawing

上述のようにみんな万能なので、ドラムのmabanuaも一人でガンガン曲を作り、演奏します。かなり黒っぽいビートのエレクトロニカ。

Lotus Flower

ベースのShingo Suzukiもかなりいい感じのビートを発表したり、藤原さくらのアルバムに参加したり、環ROYに曲を提供したりといろいろやってます。

藤原さくらをサポート

これなんてovallの3人とKan Sanoですからねバックバンド。origami productionほぼ全員集合。

Gt.関口シンゴは?

プロデュース業での活動が多いみたいですね、例えばこれとか。

おわりに

origami PRODUCTIONSが日本のジャムであったりインストのシーンを支え、色々なジャンルを影から支えてる所があると思っています。彼らの活動をチェックしといて損はなさそう。追い続けたいと思います。

それでは良い夢を。

歌手としての夏木マリ

歌手としての夏木マリエロすぎ問題

シャンソンを聞くだろうか。「3分間の芝居」と言われるフランスの伝統的な歌唱スタイルだが、その演技とも歌とも取れる手法は人類を魅了してきた。なにがすごいってエロい。とにかくエロい。紅の豚で初めてシャンソンに触れたジブリキッズは多いと思う。

 

さて、夏木マリはご存知だと思う。なにかとドラマに出ているし、湯婆婆の声はきっと多くの人が耳にしただろう。最初は清純派アイドルとしてデビューした彼女だったが、すぐに歌手に転身し、ヒットを飛ばした

これがその曲だ。清純派だった頃の姿は見る影もない。きっとこっちの方が性に合っていたんだろうな。だってこの時21歳ですよ。既に十分エロい。しかし彼女に不幸が襲う。

各局の歌番組に続けて出演するなど多忙な日々を過ごすが、                低色素性貧血で3か月の入院を余儀なくされ、復帰した時には仕事が激減し、再びキャバレー回りの生活に逆戻りしてしまう

出典:wikipedia

 

せっかくヒットを飛ばしたのに、アイドル時代のような鳴かず飛ばずの日々に戻ってしまう。

しかしそれが彼女の転機になった。仕事先の客が舞台デビューしないかと誘ったのである。不遇の時代が、女優としての夏木マリへと繋がったのだ。なんてドラマチックな人生!

 

夏木マリのシャンソン

ピチカート・ファイブの小西康陽が舞台で活躍する夏木マリの演技力に目をつけ、アプローチし、実際にプロデュースしてシャンソンのアルバムを出している。

エロい。まだ青臭い少年たちにはわからないかもしれないがエロい。

これは演技か?歌か?きっと女優としてのキャリアが無ければ、ここまでの表現力はあり得なかったんじゃないかと思う。そして曲が良い。この人なんでも書けるなマジで。

これなんて港すぎる。曲だけでこんなに港町って表現できるのか。

自分自身であるマリーを演じる夏木マリ、こういう大人の女性って最近いないな、

どこいっちゃったんだろみんな。ヴェニスとかにいるのかな。

 

歌手としての道が開けた夏木マリ

小西康陽プロデュースは歌手としての夏木マリの知名度をグッと押し上げた。

そこからもコンスタントにプロデュースのアルバムを出している。

そして、彼の手を離れたリリースもある。

なんで小西の手を離れるとエロくなくなるんだろ。残念すぎる。AJICOのパクリみたいな。

CDリリースするにあたり夏木マリのもとに結集したのは、ベース:後藤次利氏、パーカッション:斉藤ノヴ氏、ギター:高中正義氏、ボーカル&ギター:仲井戸麗市氏、キーボード:ミッキー吉野氏、ドラム:村上”PONTA”秀一氏! !

引用:Amazon.co.jp

 

無駄に実力者が集まってるのも気になる。ギターがフュージョン界の至宝、高中正義ですよ。なんでなん。

これがさっきの曲と合わせてシングルだったんですが、1500人の女性がコーラスで参加しているそうな。いい歌だけど、俺が欲しいのはエロい夏木マリ。まぁ大人の女性からみんなのリーダーに役割が変わって行っているのかもしれませんね。

 

もはや曲名がエロい

シングルリリースを振り返ると「媚薬」「野性の女」「お手やわらかに」「裸の青春」「裸足の女王」「夏の夜明けは悲しいの」「もうかんにんして」

もうかんにんしてってフレーズ直接的すぎ。

これとか曲名やばくないですか。まぁ・・・

こんな曲も出してますが・・・エロいけどなぜゴリラ・・・

 

ちなみに最近の夏木マリは

こんな感じ。テレビで見かけてもこんな感じ。なんか往年のロックスターみたいになってません?

こういう方向で行くのはちょっと予想外だったな~

最新曲これですからね。このアルバムは電気グルーヴの石野卓球が書いた曲も収録されているんですが、曲名が「逆走BBA」。きっと夏木マリは時代に合わせて進化を続けているのでしょう。

ああいう女性はヴェニスに居るんじゃなくて、別の次元の何かに変わっていってるのかもしれませんね。「逆走BBA」夏木マリが出てくるまでに2分かかるんですが、そこまでのイントロ超かっこいいですよ。それではさようなら。