注目の若手Tempalayの活動を追う

最近人気のTempalay

GAPとコラボしたとかで一気に注目を集めているTempalay。邦楽では珍しくサイケをやってるバンドだ。

これがGAPとコラボした最新曲。突然の強烈なサイケ。ヤク中か。最近脱力系流行ってるような気がしますが、これは洋楽に近い気がする。なんだろうこの3人。ローファイなサウンドが渋すぎ。

アメリカへの眼差し?

アメリカがテーマだったのか、

1. New York City
2. Austin Town
3. ZOMBIE-SONG feat. REATMO
4. CHICAGO in the BED
5. San Francisco

引用:youtube

という風にやたらアメリカンな名前のアルバムを出しています。このアルバムは2017年。そして彼らは2016年にアメリカツアーを敢行しました。1st フルアルバムのタイトルも『from Japan』だったりして、憧れと挑戦意識の混じったアメリカへの眼差しが伺えます。

Tempalayの特徴

サプライズ的なことを何かしたいんですよ。“どこかでハッとする瞬間を作りたい”とは思っているんです

引用:FIGARO.jp

とはドラム藤本の言葉。確かにこの曲もイントロだったり2:50~の展開が予想外すぎる。ほんで最後の余韻よ。

とにかく勢いがある

これが2015年の曲。2014年結成ながら、Fuji Rock Festival “15の若手のステージ”ROOKIE A GO-GO”へ出演を果たした。

最初はダイナミクスがない感じが好きだったけど、最近はライブではダイナミクスは大事なぁと感じながら変えていってる感じです。

引用:FIGARO.jp

とあるように、これはダイナミクスを一定に保っていた頃の曲なのだろう。いやでも結成1年の音じゃない渋すぎる。そんな彼らが1年後の2016年には

こんなやばい音を出すようになっていたんですよ。どうなってるんだ。これが若手の力か。

”売れたい””変わったことをしたい”という強い思い

こいつらですらまだ売れてないのに、それに勝てないようじゃもう絶対無理だなって。それで色々な音楽を調べて、日本では誰でもやっていないものは何かっていうのを探し始めて、そこでサイケデリックな音楽に辿り着きました。

引用:spincoaster.com

自分らがどうしたら目立つかということを常に考えています。そして面白い音楽で売れたい!

引用:FIGARO.jp

まず誰もやってない音楽だから売れる!という考えがあってサイケを始めたらしい。でも今は周りのシーンが似たりよったりになっていることもなんだかなぁと思っているみたいで、面白いことをしていきたいという発想もあるそうな。こういうバンドどんどん増えていってほしいですね。

これなんてぱっと見たとき不安で仕方なかったですからね。わかりやすいパートあってよかった。

影響を受けたバンド

彼らが影響を受けたバンドとして挙げているのがUnknown Mortal Orchestra

3ピースでサイケやっててお手本になるようなバンドっていうのがなかなかいなくて、それでどうしようどうしようって悩んでる時期にUnknown Mortal Orchestraの「Ffunny Ffrends」っていう曲を聴いて衝撃を受けて

引用:spincoaster.com

確かに少ないですよね3ピースって。上記のsea side motelからは確かに同じもののエッセンスを感じます。

おわりに

新しいことをやっていこうっていう彼らの志向は、もっともっと邦楽シーンを活性化していって、一時期みたいに4つ打ちが溢れかえるのを防いだりしてくれそうで、すごく期待しています。

生楽器Hip-hop Ovallがちょうどいい。

Ovallというバンドを聴いたことがあるだろうか。

バンドで洒脱なヒップホップを演奏するスリーピースで、2013年に活動休止。聴いてみて欲しい曲がたくさんある。まずは1曲。

Shadows & Lights

どうだろうか。この必要以上に語らない感じ。気がついたら音の波に呑まれている。この絶妙な気持ちよさ。そしてドラムmabanuaの生み出す黒いビート。

ほんとに日本人か?となる。彼らが属するorigami PRODUCTIONSは渋谷から世界へ日本の音楽を届けることを目的に作られたレーベル。Ovallの3人が個人名義で積極的に活動する他に、最近話題のKan Sanoも属している。

Ovallの特徴は3人ともトラックを作れて、なんならミキシングからアートワークまで手がけてしまうところだろう。3人それぞれがクリエイターだからこそ優れた曲が産み出せて、だからこそ活動休止したのだと俺は思っている。2ndアルバム出すのに3年以上かかってるし。喧々諤々のアルバム制作だったのかな。

Take U to Somewhere

このビート。もはやずれてるのでは、となる黒さ。

ウィスパーボイスも結構好き。こんな感じで歌モノもあるが、

Mary (Flying Beats)

こんな感じのインストも半分くらい入っている。これがまたちょうどいい。夜に聴く感じの落ち着いたトラックが多い。この曲もサックスが絶妙。

Yura Yura

歌モノには誰かをゲストボーカルとして迎えたものも多い。その場合はヒップホップにこだわらず、ゲストの持ち味を活かせそうな曲を作るのも、この3人のいいところだと思う。

Hold You

例えばこれ、楽しそう。さかいゆうを活かすとこうなる。でもおしゃれですよね。万能か。

3人は別々の道へ。

もともとソロ活動の多かった3人だったので、活動休止後も3人とも精力的に活動しています。というかソロ活動に専念したいから休止したのかな。

drawing

上述のようにみんな万能なので、ドラムのmabanuaも一人でガンガン曲を作り、演奏します。かなり黒っぽいビートのエレクトロニカ。

Lotus Flower

ベースのShingo Suzukiもかなりいい感じのビートを発表したり、藤原さくらのアルバムに参加したり、環ROYに曲を提供したりといろいろやってます。

藤原さくらをサポート

これなんてovallの3人とKan Sanoですからねバックバンド。origami productionほぼ全員集合。

Gt.関口シンゴは?

プロデュース業での活動が多いみたいですね、例えばこれとか。

おわりに

origami PRODUCTIONSが日本のジャムであったりインストのシーンを支え、色々なジャンルを影から支えてる所があると思っています。彼らの活動をチェックしといて損はなさそう。追い続けたいと思います。

それでは良い夢を。